コミュニケーションが上手くなるために反応をやめる勇気を持つ

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

コミュニケーションにおいて我々を悩ませる出来事の数々。
あいつがあー言ったこー言った
そんな言い方ないんじゃない?
その態度はなんなんだ

もうこうなると、感情が先行してコミュニケーションなんてできないと思いますよね
相手も相手で応戦してきて
収集が着かない状態でけんか別れすることも多々あります。

では、どのようにしたら丸く平穏に収まるのか考えてみましょう

 

■1.相手の行動・言動が原因ではあるが。。。

相手の行動や言動には、問題がある場合も多々ありますが
世の中、私たちの気に入る動きをしてくれる人ばかりではありません

最初の出来事は、ほんの些細なことだったのでしょう。
それを嫌味に受け取ったり、
自分が”やってはいけない”と信じてきたルールのライン越えだったりで
私達の本能が、あいつは許せないと認定してしまったのでしょう。

いますよね、どうしても癇に障るやつら。

なんで、どうして、あいつは癇に障ることばかりするんだ!

いいえ、実はあいつに勝手に大注目をしているのは私達なのです。

■2.相手に反応しているのは自分

自分がやってはいけないと強く信じてきたことって誰にでもあります。
それを、平気でやってのけてしまう人を見ると、無性に腹が立ちます。
そのうえ、社会で受け入れられているようだと、さらにざわつきます。

なんであいつは、ルールを破っているのに罰を受けないんだ!と心は騒ぎます。

私達にそう思われる時点で、相手に問題があるのでしょうが
そもそも私達が勝手に決めたルールを他人が守るわけがないのです。

そして、そのルールを守らなかったからと言って社会から外されるわけでもないのです。
それを忘れて、自分もルールを破りたいという嫉妬から
どうにかして制裁を加えたいわけです。

あいつさえ消えれば。

そうなんです、あいつさえ消えればなんですけど
世の中広いものであいつ以外にも私達と合わない人は溢れているんです。

それなのに、あいつ以外はあんまり気になりませんよね。
「あいつは私達のルールに反している!」と大注目して過剰に反応しているのが今の私達なのです。

■3.自分のルールを知ること

人間それぞれのルールがあります。
自分のルールを他人に押し付けることに無理があるのです。

相手のいらっとする行動を分析することで、
私達のルールを見つけることができます。
私達が一番大切にしたいものが見え隠れしているのです。

相手は相手で一番大切にしたいものがあります。

自分の大切にしたいものを大切にする
相手も相手が大切にするものを大切にする
そして、お互いそれを認め合い、尊重する。

そう考えれば、自分のルールは自分が守り抜けばいいだけの話になりませんか?

■4.挑発に乗らない

あいつがこんなこと言ったと腹の虫が収まらないこともかなりあると思います。
あいつは嫌味のつもりでいったかもしれません。
多分、嫌がらせのつもりかもしれません。
でも、その程度で嫌がらせをする人間に何の価値があるでしょうか?と思います。

それでも、私は相手を認めてちゃんと話を聞いてあげるようにしたら
一時はコミュニケーションもとれるようになりました。

一つの方法として、嫌がらせと気づかないふりをして過ごすのも手です。
こちらがダメージなしで楽しそうに過ごしていたら、
相手は軟化してくると思います。

そもそも、相手としては嫌がらせではないかもしれないし
相手してほしいだけのかまってちゃんのわがままかもしれないです。
会社で平気でそういうことをする人は、そこに深い考えはないと思いますよ。

反応せずに、相手にとってはそれは重要な行動ではないということを念頭に
落ち着いた対応をしましょうね。