仕事で無駄に偉そうな人の利用方法

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ふんぞりかえって偉そうな物言いをする人、いますよね。
ああいう人ってなんでそんなに偉そうなんでしょうか?
■1.なぜ偉そうなのか

相手は仕事ができますか?
そもそも、仕事ができてプライドゆえに傲慢になっている人と
何も実績がないのに、傲慢になっている人の2種類があります。

たまに、かつて仕事で高評価を得ていたが
現在は何かの原因で左遷されたり、転職したばかりで実績がないのに
前職の癖が抜けずに、立ち位置にそぐわない振る舞いをし続ける人もいます。

人は不幸なもので、いったん高い地位についてしまうと
プライドもその地位にふさわしいものになります。
そして、地位がなくなってもプライドだけは元に戻らないのです。
このプライドは、偉そうにふるまうとか傲慢になるという上辺にこだわったものです。

別事例として
そもそも地位にこだわらない人は、高い地位についても傲慢にはなりません。
こういった人のプライドは、品格を保つことを目的としたものとなります。
■2.本来のプライド

本来、プライドというのは自分の品格や仕事にかける情熱から出るものを言います。
だけれども、他人を不快にさせる傲慢さ、謙虚のなさは
本来のプライドとはほど遠い、自分を守るためだけの鎧のようなものです。

確かに今までの経験に自信があるのかもしれません。
だけど、自信があること=傲慢で偉そうに振る舞うことは違います。
周囲を攻撃する理由にはなりません。

以前、態度の傲慢さに不快を抱かせる人がいましたが、
つねに失礼な物言いでぎゃんぎゃん喚くのでプッツンとキレたことが何度かありました。

大体そういう人って嫌われています。
雇止めできるのであれば、とっくに契約止めにされているでしょう。
ただ、その人しかできない作業を持っていたり、クビにできない正社員だったりするのでしぶしぶヨイショして仕事をさせているのが真実です。
■3.スルー力鍛えたいですね

こういう人を上手く使えれば、周囲空の私達への評価はうなぎ上りになります。
感情を抑えて、その人を引き立てて最大限の能力を発揮させる、
または、その人を上手く使って出世の踏み台にする なんてことができると理想的です。

何もできない奴から、上から目線で話をされると、″○○がでるほどむかつく″のは当然です。
私達に仕事に対する情熱があればあるほど腹が立つと思います。

でもよく考えると、私たちにむかつかれている時点で、相手は損をしています。
相手が何かで助けを求めてきたら、無視するか、助けたとしても適当に助けるのではないですか?

もし、普段から自分の力になってくれる人が助けを求めたら、
全力で力を貸すものです。

いざとなったとき、真に自分がピンチになった時に
普段の自分の振る舞いのお返しをもらうわけです。

今は、問題なく過ごせている人でも必ずお返しをいただく日が来ます。
だから、私たちが腹を立てても騒ぐこともザワザワすることもないのです。
ただ、私たちは華麗にスルーして、品格を保つことに専念すべきなのです。

スルー力が鍛えられるといいですね。