仕事で学歴は壁になるのか

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時折、同僚の出身大学を見て、
T大とかK大とかだとちょっと見る目が変わるのが正直なところです。
一部の会社では、
所属社員のうちOB会なる有名大学の卒業生でグループを作っていたり
卒業生で起業家同士でネットワークを作っていたりするそうです。

■1.学歴は重要なのか

学歴は、社会で重要なのでしょうか?
実際に、今の会社ではT大、K大どころか海外の有名大学出身者もボロボロいますが
業務面で言うと、有名大学だから仕事ができるかというとそういうわけでもありません。重要なのは、自頭の良い人間のほうが目立っている気がします。

学歴は、その人の印象を大きく左右する要素です。
例えば、今は仕事ができなくても何となく有名大学だと将来性があると感じます。
世の中の大半の人間は、そのように感じているのではないでしょうか?
また、成功者が多い大学は、その線で人脈を作っていけるという利点もあります。

■2.コンプレックスは自分の中に

私の場合ですけど、中途半端に迷いながら高校時代を過ごしてしまったので
大学への進学もなんだか中途半端に済ませてしまったという後悔があります。
ものすごく一生懸命に全力を尽くしたという記憶がないのです。
そのためですが、常に後悔が付きまとい、
有名大学に一種のあこがれが残ったままになっています。

そういう自分の実現できなかったものを達成している人をみると
やっぱり尊敬の念を抱かずにはいられません。
これが、自分もそれ以上の学歴を持っていれば全く興味はないのでしょう。

受験というものは、究極の要領の良さを競う場でもあります。
そこで有名大学に入る人というのは、やはりかなりの要領の良さを持っているのです。

社会に出てから、必要なものは自頭のよさですが、自頭がいい人は要領もよいのです。

そして、有名大学には多くの自頭のよい人間が入学している可能性が高いのです。

有名大学だから自頭がいいのではなく、自頭のいい人は、有名大学にいる可能性が高いのです、
■3.結局、重要という結論

そう考えると、チャンスがたくさん舞い込むのは学歴が高い人です。
何度もチャンスがあれば、いつかチャンスをものにできるからです。

チャンスを与えられるかどうかは別として
自頭のよさは、学歴・年齢関係ないものです。

今まで本人のやる気がなかったが、
いったん火が付いたらものすごい頭の良さを発揮しだしたということもあります。

それでも、学歴が重要であることは変わりがありません。
それだけの努力を学歴が高い人はしているものだと思います。

チャンスは、多いに越したことはなく
できるなら今から猛勉強をして大学に入りなおすことも有益であると思います。

学歴関係ないという人は、考えが足りない人です。
学歴は、高ければ高いほうがいいに決まっています。
問題なのは、その高い学歴に甘んじて、心を磨くのを忘れることです。
結局、学歴も自分の夢を叶える手段であるということです。