仕事で大切にすべき人への配慮

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目標達成欲が強すぎる人によくあるのが
先に進めることに躍起になりすぎて、小さなことを無視して進める傾向があります。

私は、こういうタイプの人の雑さや配慮のなさにびっくりしたことがあります

■1.アポになぜいかない??

営業の人は、企業にテレアポイントをとって訪問することがあります。
一定の期間、テレマーケティングを行い、アポを取ることが目標になる期間があります。
その時に、ランダムな企業に連絡をしてアポを取るのですが
アポ何社とる!という目標が設定されています。

その結果、企業様より「営業がアポに来ない」
「キャンセルしたいけど、連絡先が不明」等の
ありえない問い合わせが、代表電話に入ってきます。

アポを取ったはいいけれど、連絡先も伝えずに、アポにもいかない
時間を割いてくれた企業様が、気を使って代表電話に電話してくるなんて、
本当にありえないです。

目標達成に躍起になって、本当に大切にしなければいけない人の気持ちを無視して
雑に扱って仕事なんて取れるのでしょうか?

■2.全員が納得できる結果を残すこと

忙しいのはわかるのですが、
雑な仕事をしても評価されている事実がそこにはありました。
仕事で目指すべきは、自分ができることで
他人を幸せにすることが基本にあるべきです。
それなのに、一期一会すらまともにできない人が多すぎます。

そして、目標を達成したとしても、誰かが犠牲になるのであれば
それは負けなのです。
犠牲になった人は、どういう気持ちでいると思いますか?

事前になにかフォローがあれば違うかもしれませんが
普通は、よくない感情を持つのではないでしょうか?
■3.本当に仕事ができるのか

表面は、仕事で評価されていても、実際に誰かを雑に扱った時点で残念な人です。
相手がいるから仕事をさせてもらえるという思いがあれば、
「アポにいかない」、やら 「連絡先が不明」やらは起きないはずです。

もし、そんなことをされたら、いくらネームバリューがあっても
だらしない、誠実でない印象で、二度と関わらないでしょうね。

ボリュームから大手の企業には丁寧に対応し、
中小にはそこまで気を使わないということであれば、さらに印象は悪いですね。

■4.まとめ

大切なのは、数値で落とされた目標ではなく、
いかに他人を大切に思い、私たちのできることで人を幸せにしたいという思いなのです。

その思いが持てず、数字ばっかり追いかけてるから、成績が悪いのです。
いくら表面上成功したとしても、かならず失敗します。

世の中、甘くはありません。