仕事で不公平を感じる場面はとても多くあります。
あの人ばかりが何でと悔しく思ってしまうと段々辛くなってきますよね。
少し考えを変えれば、もっと楽に生きられるかもしれません。
■1.本当に不公平なのか
そもそも、私達が不公平だと思うことって、不公平なんでしょうか?
例えば、
出産した同僚が時短で勤務することについて
独身の方から、早く帰ることが不公平だと感じるという声が聞こえます。
今は、まだ出産した女性が働き続けるケースが増えてきて
やっと、時短勤務に対する会社の理解が浸透してきた段階です。
子育てする女性の負担は計り知れないものです。
それに対し、社会が理解を示し始め、配慮していこうとしているのです。
その配慮が先に立ち、残された出産をしていない人に対する配慮まで
気が回っていないのです。
まずは、出産した女性に対する環境の整備から入り
その副産物として、残された人に及ぶ影響について配慮がなされるのです。
出産した女性に安心して時短を取ってもらうためには、残された人たちも
安心して仕事を引き受けられるような状態にならないといけないのです。
つまり、「時短でずるい。」とか「しわ寄せがつらい」と愚痴ったり、悪口言う前に
声をあげるべきなのです。
「時短社員を支えるためには、こういう配慮が欲しい」と声をあげて
伝えるべきなのです。
それをせずに、不公平だと文句を言うのは、ずるいですよね。
不公平だと感じるのは、本当は不公平ではないのかもしれません。
もしかしたら、思い込みということもあるのかもしれませんよ。
■2.どうしたら平等なのか
不公平だと感じるのは、私達が欲しいものを誰かが手に入れたからですよね。
それはなんでしょうか?
社長からの褒め言葉でしょうか?
頑張りが認められたからでしょうか?
時短で働けることでしょうか?
それはどうしたら手に入るのでしょうか?
どうしてあの人たちは、たやすく手に入れてしまったのでしょうか?
そう考えていくと、
なんだか結局は、運だったり、その人が置かれている状況ゆえの結果だったり
なんだか大した理由ではない気がします。
たまたま、その人だった。
立場が違えば、自分が手に入れられたことだったのかもしれませんよね。
または、上司のえこひいきが原因にあるかもしれませんが
えこひいきされても、その上司がいなくなれば無能でしょうし、
そんな上司にひいきされても、意味なくないですか?
もっと言えば、転職しちゃえば本当にどうでもいいことですよね。
結果、どうしたら平等になれるかの前に、
そもそも、人は全て平等にチャンスを与えられているのです。
■3.不満を改善するために
不満を改善するには、自分が不平等だと思う原因を突き止めること
そして、その原因を取り除くことが可能かどうかよく検討すること
自分が変わることや発言することで可能になるのであれば、対応すればいいし
不可能であれば、対策を練るべきです。
おそらく不平等にしようと思って動いている人はいないと思います。
どちらかというと、誰かにフォーカスをあててしまい、
結果的に不平等感を与えてしまったというのが本音ではないでしょうか?
物事をネガティブにとらえすぎず
気分よく仕事ができるようになるといいですね。