仕事で相談相手は必要か

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仕事で相談する人がいないことは辛いですね。
「何でも相談してね」と言われても、自分が相手を信用していないと相談できないものです。

■1.相談の前に

相談の前に、相談相手の選定があると思います。
相談できない人は、周囲の人を信用できない思いが根底にあるのではないでしょうか?

こういったら、こういわれる、こう思われる なんてくどくど考えていると
誰に相談したらいいのかわからなくなってませんか?

私は、平気でいろんな人に相談できるタイプなのですが
気が付いたことは、自分が信用していない人からの助言って軽く感じるんですよね。
まあ、相手にはかなり失礼なことをしていることになりますが。

そして、自分の心は十中八苦決まっていて
自分の後押しをするような助言は聞き入れますが、そうでない場合かなりの反発心を抱くものです。

結局、自分の判断が間違っていないかどうかを確認したくて
誰かに相談して、後押しをしてもらいたいために、相談をしたいのです。

仕事で相談であれば、今関わっている業務の方向性を確認したり
こうしたいと思うのですが、いかがでしょうかというご意見伺いのようなものが多いと思いますが
これは、多分根回し的な意味で行われることが多いでしょう。

■2.相談で助言をもらった時は

助言をもらった時は、一旦は相手を全面的に受け入れるのが礼儀です。
そもそも、私達が助言を求めたのですから、失礼のないよう対応してください。

そのうえで、自分の意見はこうである。と述べるべきです。
全面的に受け止めるのと、言いなりになるのは違います。
相手の助言を意味あるものとして受け止める、
そのうえで自分の意見との相違点や解決法を模索していくのです。

くれぐれも相手の意見に腹を立てたりするものではないのです。
■3.決断は自分で

自分の心が決まったら、その決意は自分がしたことだと強く認識してください。
誰かこう言ったからとか、人のせいにしたりしないように
じっくり自分で考えて、答えを出すべきです

人生には、タイミングというものがあります。
もし、このタイミングでなかったら私達は悩むこともなかったのかもしれません。
状況が変われば、何かが違ったかもしれません。
しかし、全ては可能性の話で今現在はどんなに願っても変わりません。

希望を持ちたい気持ちや何とかならないかと策を探したいのはわかりますが
もうすでに自分の答えは決まっているものです。
あとは、背中を押してくれる都合のいい助言や理由が必要なだけです。

であれば、もう悩むのも相談するのも辞めて自分の気持ちに正直になりましょう。

私達が幸せになれる道は、もう決まっているのです。