コミュニケーションが上手くなるために必要な身だしなみ

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

コミュニケーションが上手くなるには
相手にうけいれられる清潔さを保つことも大切です。

■1.コミュニケーションの害になる不衛生感

以前の職場に、身だしなみというか清潔さが全くない先輩がいました。
私は、一目見たときからNGでした。

その先輩のデスクは、ごみが散乱し
積み重なった書類の隙間には埃やなにかの粉?のようなものが
落ちている状況でした。

決して病気の方を侮辱するわけではないですが
その先輩はカロリーの取りすぎで太っており、
皮膚はただれてぐじゅぐじゅしたものがにじんでいました。

健康診断ではしょっちゅう引っ掛かっておりました。

視界に入るだけで、士気が削がれて仕方なかったです。
できれば、話したくないと強く思ったものです。

この先輩は、なにもしていないのに
清潔さがないためにコミュニケーションの前段階で損をしているのです。

■2.見た目はいいほうがよい

人に好意を持たれれば、生きていくのはずいぶん楽になります。
見た目が良くなくても人には好かれますが、いいほうがいいに決まっています。
まぁ、よすぎる見た目は余計なものを呼び寄せますがね。

なのでコミュニケーションが上手くなりたいのであれば
見た目をよく見せる努力をしてください。

整形などはしなくても、清潔感のある髪形、服装、
自分に似合う洗練されたスタイルを追求してください。

■3.まとめ

身だしなみも外とつながる重要なファクターです。
見た目から受ける印象は、話す言葉と同じく相手に強く影響を与えます。
自分をどう見せたいのか、自分は何が似合うのか
じっくりと研究するのも大切かと思います。

ただし、どんなスタイルにするにせよ、清潔感だけは忘れないでください。
それがないと、嫌われますよ。

コミュニケーションが上手くなるために必要な主体性

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

言った言わない、正しい正しくない、言い方が気に入らない、態度が…
色んな基準があると思いますが、
一番大切なのは「こちらの言いたいことが相手に正確に伝わること」です。

 

■1.双方の言い分はあるにせよ、大事なのは相手に伝わること

私も、一度あまりスキルの高くないリーダーと仕事をした時に
細部の文言の一語一句の修正を30か所程度指示されたことがあります。
当然あまりに多すぎて困り果てました。
メモもとったのですが、メモも見落とすほどの細かさでした。
「そんなにあるのなら、メモして渡してくれ」と伝えたのですが
リーダーは、それは自分の仕事ではないという態度でした。

まぁ、結果は相手が意図したほどの修正の精度は担保されないのは
当然ですよね。

相手からすると、ちゃんと言ったのにどうして漏れるの?という態度で
「もぅ二度と指示したくないので、きちんとメモしてください」とか言い出す始末。

私も当時は自分の問題だと反省して自分を責めたりしたのですが
今考えると、あそこまで細かい指示を出すと間違うのは当たり前で
そのチェックの労力を考えると
リーダが作業をしたほうがはるかによかったでしょう。

私はリーダそのものにはなれないし、
何を考えてその指示を出しているのかすら見えないのですから
できなくて当然なのです。

それが伝わらないのはそのリーダーの能力不足が原因であり
私もその状況に流されてその指示を受け入れてしまったせいなのです。

もう少しコミュニケーション能力があれば
相手に足りない点を補えたと反省しております

脱線しますが、そのリーダは気の弱いタイプで、
当時気の強い派遣さんに押され気味で飲み込まれて言いなりになって
言われたことをそのまま伝えていただけのようでした。

■2.言いたいことが正確に伝わるには

上記のような目に合わないためには、
やはり相手と関係性のベースを作っておくことが大切です。
冗談が通じるのか通じないのか
興味がある言い回しは?
頼られるのが好きか
そんなことってやはり日頃のコミュニケーションから得られるものですよね。

リーダのやり方に怒りを持ちつつもどうしたら満足してもらえるのかを考えた結果、
私が試したのは、上記のリーダーを小学生だと考えて資料を作ってみることでした。

できた資料を見たリーダーは、一言「ものすごくわかりやすかった!」と絶賛の嵐。
しかも、私の資料を見たリーダの理解は、130%ほど上がっていたのです。

典型的な文系であるリーダーが欲しがっていたのは、
単に文系の人にも解りやすい資料であったのです。

文系の人が理系の知識を理解するのは時間がかかります。
そのせいで、わかりやすいという基準が非常に高くなっていたのです。

その上、派遣さんに押されて、専門的な資料を追及することにしたために
リーダー自身も手探りなまま内容のない指示に変化してしまったのです。

何が言いたいかというと、当初、リーダの言っていることが理解できず
モレが多かった理由は、リーダも完全に理解しないうちに
誰かの言葉を借りて私に説明をしていたからであって
どういう資料が必要なのか、何が問題なのかが一切伝わってこなかったのです。

そう考えると、文言の修正なんて本当に意味のない作業だったと思いませんか?

■3.正確に伝えるということは自主性を持つこと

上記のように人の言葉を借りて伝えることは、
意味がない上に双方に嫌悪感を抱かせて険悪な関係性につながるだけです。

コミュニケーションをとるうえで「嫌悪感」を持たせてしまったらいけません。
伝えるべきことを明確にしたうえでいかにしたら相手に伝わるかを考えるほうに
時間を割くべきです。

そして、それは、日頃のコミュニケーション関係性と心からの思いやりから
成り立つものなのです。

コミュニケーションを深める二つ目の方法

仕事をする中でコミュニケーション力が必要であることは以前紹介しました。

参照記事⇒仕事であなたを助けてくれる一番の力

コミュニケーション力は、人とつながるだけでなく
自分の不満を解消してくれ、さらに成長を促してくれる素敵な力です。

周囲とのコミュニケーションの深め方について
考えてみましょう

■1.コミュニケーションの第二歩目は思いやりの言葉

コミュニケーションの最初の一歩は、感じのいい挨拶から始まります。

参照記事⇒コミュニケーションの第一歩は挨拶から

しかし、いつまでも挨拶だけしていればいいというわけではありません。
挨拶のあとに、相手を思いやる言葉をかけることも大事です。
ただし、相手のツボにはまる言葉でないと受け入れてもらえませんから
そこは、注意が必要です。

例えば、仕事一筋の人に、服装を褒めても話は続かないものです。
いつもの相手と比べて、顔色が悪い場合「顔色悪いけど大丈夫?」と
声をかけることも効果的です。

常日頃から、周囲の人に目を向け何が相手の興味を引くのかを
予想しておくことも大切です。

何回か予想しては試しを繰り返していると、
段々見えてくる相手の姿もあると思います。

私はセミナー後で自分が疲れたを感じたときに、
一緒に参加していた方に「疲れましたね」と声をかけただけで
会話が弾みたった10分で距離がぐっと近くなれました。

ただし、仲良くなるには初期段階である程度の距離を縮めておかないと
時間がたってからリカバリをするのは難しくなることを覚えておいて下さい。
とにかく、だんまりだけは避けるようにお願いしますね。

■2.相手に無理強いさせない

相手を無理やり変えようとしないことです。
相手を変えることは、相手を認めていないという意思表示になります。

相手には相手の意志やスキルがあります。
長所も短所もあります。
長所を最大限生かすことが大切なのであって
短所を突き詰めることは相手を追い詰めることになります。

相手を追い詰めると、相手は私たちに嫌悪感を抱きます。
その嫌悪感は、簡単には消えることはなく
目の前のことは上手くいったように見えるのですが
また違う場面で、嫌悪感が原因でトラブルや対立を生み出すことになります。

相手を認めて、相手を最大限思いやって言葉を選ぶ。
ヒューマンスキルや包容力、EQといわれるものが言葉になって伝わることで
相手との距離が縮まり、相手がファンになってくれるのです。

建前の言葉は相手から嫌われるだけなので
使わないようにしてくださいね。

 

コミュニケーションが上手くなるための第一歩

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA
会社で、色々な不満を抱えて働いている人がほとんどです。
その不満が次第に大きく膨らみ、働く意欲を食い尽くしてしまいます。

食い尽くしてしまったなら、退職すればいいだけなのですが
その徐々に意欲を侵食していく途中はとてもつらいものです

仕事仲間に怒りを感じて仕方がない3つの理由

会社で理解されない時に試す考え方

この辛さを消すには、どうしたらいいのでしょうか?

■1.解決法は、質のいいコミュニケーションができるようになること
コミュニケーションが十分に取れているチームは
仕事での生産性もかなり高いです。

チームメンバが、お互いを敵ではなく協働者と認識し
お互いを高めあい、助け合う努力をしています。

そういうチームは、元から仲がいい集団であったわけではなく、
なにかのタイミングがあり、
次第にコミュニケーションのとれる組織に変わっていったのです。
そして、必ず質のいいコミュニケーターがいるはずです。
チームの風通しを良くするような動きをしているはずです。

質のいいコミュニケーションをとれる人は人から好かれるものです。
そして、何より自分から相手を大切にしようと動いています。
だから、相手から大切にされるのです。

私達が目指すべきは、自分が質のいいコミュニケーターになり
自分が動きやすいフィールドを自分で作り上げていくことなのです。

そうすれば、日々の不満も自分で解決できるようになるはずです。

■2.初めに自分を知る

では、まずどうしたらいいかといいますと
第一に今の自分を客観的に評価することです。

自分がどういう人間かわからないのに
目標まで何をしたらいいかがわかりません。

自分が、おしゃべりなのか無口なのか。
おしゃべりであれば、なぜおしゃべりなのか
逆になぜ無口なのか

得意なことは何か、失敗したことはなにか。
失敗をどうやって克服したか

それぞれのエピソードごとに性格がにじみ出ていると思います。
一番の注目は、失敗した時や不満に感じた時です。
そこに自分の改善点や心の内にある譲れないポリシーが
垣間見えることがあります。

失敗や不満なんて思い出したくもないでしょうが
それをちゃんと見つめて向き合うことで
自分が見えてくるはずです。

■3.改善案を考える

例えば、人間関係で不満がある人は
不満な理由を考えてみて下さい

会社で噂の強烈な人攻略法
上から目線で話す人を攻略する
反応人間になるな

でもお伝えしているように
相手のコミュニケーションに反応的になっているから
相手に振り回されるのです。

自分が相手に影響を与える人間になってしまえば
不満も軽減するはずです。

例えば、[あいつは私には挨拶しない.だから私はあいつに嫌われている]
と感じているのであれば、私から先に挨拶をすればいいのです。
まずは「あいつが挨拶をしない。だから嫌われている」という余計な悩みは消えます。

顔をみたくないほどの嫌な奴に対しては
「とりあえず挨拶をすることを目標にしてみる。」のです。
挨拶だけなら、できそうな気がしませんか?
気持ちなんてこめなくていいんです。ただ挨拶をすればいいのです。

もし、私たちが行動を変えるとすぐに反応が起こってきます。
給与に不満がある人は、給与について考えるのをやめて
ひたすら楽しく仕事をすることに努めるのです。

改善は小さなことから始めて、小さなことが次第に大きな成果となるものなのです。

■4.コミュニケーションの第一歩は挨拶です

コミュニケーションの第一歩は挨拶です。
たった一言の「おはよう」から人間関係は始まります。

他人がいないと挨拶すらできませんし、
人と人が繋がりができる言葉です。

散歩中に知らない人から「おはよう」と言われたら
「おはよう」と返しますよね。
次の日も会って「おはよう」と言われたら
「おはよう」と返します。
それを繰り返すうちに親近感がわいてきます。
そして、いつも会うその人に会わない日があると
あの人はどうしたのかなと思います。

人間関係は、日々の些細な挨拶から始まることって多いんですよ。
減ることでもないので、ちょっと挨拶から始めてみませんか?

ちなみに、給与に不満がある人が給与を忘れて仕事を楽しむようになると
自然と給与は上がるようになるものです。

■5.状況は変わる

今の辛い状況は、自分から動かないと変わりません。
もちろん周囲の人や環境に原因があることが多々でしょう。
つまらない人や環境に振り回されるのではなく、
自分がどうしたら辛い思いをしなくてすむかを考えるほうが賢明です。

自分の行動や考えが少しでも変わると
物事は急に変わっていきます。

状況は、私達次第で良くも悪くも変えられるのです。

ちょっと自分のこだわりや執着を緩めることで
私達の生き方は楽になっていきますよ。

頑張りましょう

苦手な人を克服するには挨拶から。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

誰にでも苦手な人、好きになれない人はいるものです。
プライベートなら仲良くしなければいいのですが
仕事となると避けるのは難しいものです。

私も”かなり苦手なタイプ”と仕事をした時は
仕事をやめようかと真剣に考えるほど辛かったです。

■1.なぜ苦手なのか?

人は、自分のルールを持っているものです。
そのルールを平気で破ってくるような人間に嫌悪感を抱くものです。

ルールといっても人それぞれ違いがあります。

例えば、身だしなみにおいて
「きちんとしなければ、皆に嫌われる」という経験から学んだルールを
持っていればだらしない人間に嫌悪感を抱くわけです。

しかし、周囲の人は、私達のルールを共有しているわけではないので
身だしなみがだらしない人でも仲良くできたりします。

そこで、私たちはどうしてだらしないのに皆が受け入れるのか
理解できずに苦しむことになります。

実は、苦手な人とは、
私達がしてはいけないと思い込んでいる行為を
平気で行うことで私達の独自のルールを犯しているから、
無性に腹が立つのです。

■2.善悪はない

私達のルールを犯しているから、悪人であるとはなりません。
身だしなみがだらしないというのは主観であって
それが誰に迷惑をかけているわけでもないのです。

私達がこれまでの経験から、学んだルールは
おそらく多くが独自のルールであってそれを破ったからと言って
罰を受けることはないのです。

つまり、だらしなくてもいいんです。

実は、苦手な人というのは、
自分が悪だと思い込んで封印した自分の姿なのです。

■3.苦手な人を認めよう

苦手だと思っていると、テレパシーなのか相手には伝わります。
そして、犬猿の仲になっていきます。

苦手な人を好きになるのは難しいでしょう。
だけど、相手を人として認めているふりはできます。

人は、自分を認めてくれる人を認める傾向があります。
こちらから、相手を認めたふりをしていると
いつのまにか相手もそれを返してくれるようになります。

まずそこからが第一歩です。

■4.挨拶はすべての始まり

誰でも、挨拶からコミュニケーションが始まります。
大きな声で、元気よく挨拶されると元気が伝染します。

そして、相手を認めていると伝えるためには
名前を呼んでしっかりとあいさつすることです。

その際に、ちょっとした一言を添えれば完璧です。
例えば、
「Aさん。おはようございます。昨日の議事録助かりました」などですね。

それを繰り返していくと、相手が段々と近づいてくるのを
感じるようになると思います。
苦手な人がいないことに越したことはないですが
人生にはいろんな人が登場してきます。
自分が強くなって、乗り越えていくことが大切です。
人生でのレベル上げ、頑張っていきまっしょう!

関連記事
会社で強烈な変わり者と上手くやる一つの方法
仕事仲間に怒りを感じて仕方ない時の3つの理由
パワハラ撃退法
上から目線で話す人を攻略する方法

仕事であなたを助けてくれる一番の力

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

技術やテクニック、ハウツーは何歳でも習得できます。
それよりも一番大切なのがコミュニケーション力です。

コミュニケーション力が高い人は、
人をまとめることができますし、
自分の良さを皆に理解してもらい、尊敬されます。
また、他人を受け入れる、理解することもできます。

ただし、コミュニケーション力が高すぎる人の中には
本当の姿は詐欺師だったりすることもあります。

■1.コミュニケーション力とは何か?

コミュニケーション力とは、外とつながる力です。
自分がいくらいい考えを持っていても、
どんなに心を砕いても
周囲の人に伝わらなければ意味がありません。

どんな人にも誤解なく自分の考えを伝えたり
相手の考えを理解したりできる力のことです。

■2.なぜコミュニケーション力なのか?

仕事では、人と接することは必ずあります。
その人たちの力を最大限に発揮するためには
相互に考えを理解し、最高のアウトプットを出すことにあります。

それが、一方はこうしたい、他方はいやこうすると
相互に壁を作って敵対しだしたら、アウトプットどころか
仕事は停滞します。

そもそも価値観が異なる人の集まりであるので
停滞は当然なのですが、
会社は停滞なんてさせたくないはずです。

そこで、この停滞を解消できる人間を選び、
まとめあげる仕事をさせるのです。
そして、その給与はほとんどの場合、高給です。
そのコミュニケーション力に高給を支払っているのです。

それだけ、大切な力であるのです。

会社では、各々不満はあって当然です。
それを誰かのせいにするか、解決できる人間になるか
どちらが私を幸せに導くでしょうか?

もちろん、本当に強烈な人間もいます。
そんなやつに我慢して働けとはいいません。
早くその場から逃げたほうがいいこともあります。

それでも、
コミュニケーション力はあなたを助ける武器になると思います。

関連記事
変化の予感の際に考えること
会社で損する人の根本的な共通点
幸せに働くために必要なこと
気配りの達人になる心構え