体調管理も仕事のうち

季節の変わり目というのはなかなか体にこたえます。
春から夏、夏から秋、秋から冬。冬から春。
それぞれの変わり目に体調を壊しがちです。
■1.若いころとは違う

昔は、風邪なんてひかなかったのに。なんてため息が聞こえそうですが
当たり前です。

昔は、真っ白で折り目なんかついていないハンカチだとすると
今は少し古くなったばっちり折り目の着いたハンカチになっているのですから。

若いころと同じ生活をしていたのでは、体はついていきません。

自分の体を良く観察することで変えていかなければいけないことに
気が付くものです。

比較的、体力がある方、健康に自信がある方は自分を過信して
無理をしてしまいがちですが、色んな病気は油断している時に忍び寄ってくるものです。

筆者も20代の頃は、平気で徹夜していましたし、それでも特に問題はなかったものです。
30代の中盤になり、子供もいる今では徹夜するということは想像もできません。
下手すると、ちゃんと寝ていても昼には眠気が襲ってきます。

バイト帰りに朝まで語り合った20代の日々。懐かしいとともに
何してたんだろう笑と思う今の筆者でした。

■2.一生懸命はたらいて病気になる??

ストレスを多く受けると、やはり晩年以降に病気になる方も多くいますし
晩年まで待たずに、若くして病気を発症する方も多くいらっしゃいます。

このブログでもよく書かせていただいていますが
なんのために働くのかという点が曖昧だからあまりに限界まで一生懸命やりすぎて
体を壊してしまうのです。

働くのは、幸せになるために働いているのです。
幸せになるために、限界を超えて働いて病気になることが幸せな結末ですか?
違いますよね。

ある程度は一生懸命働くことはとても大切です。
でもそれは、自分の体を労わることができて初めて実現できるのです。
20代の徹夜平気という世代ならまだしも、30代以降は
自分の体が限界を伝えているのであ
れば、素直に従うことです。

今日無理するより、今日は、体を労わり、明日100%の仕事を熟すことを目指してください。

■3.そうはいっても納期がある

そうはいっても、目のつりあがった上司に「明日まで!」と言われれば
逆らえないものですね。

筆者だったら、逆切れしてます。「できるわけないと」言っちゃうかもしれません。
それからしばらく様子見てあまりにもひどいのであれば辞めちゃうことでしょう。

でも、普通は「わかりました」という人がほとんどです。
そういう時に、ポジティブに考えられるかどうかは、案外体力の有無の差だったりします。きつい内容の仕事を熟す体力があるか、体力があれば案外頭はしっかり動いてくれるものです。つまり、体と精神力はかなり繋がっていて、パフォーマンスに影響する重要なファクターなのです。

そのためには、常に体力作りをしておくことも大切です。
時間がなくても、いい仕事を熟すためには、いい体を作っておくことで
短時間で仕事を終わらせることが可能になるのです。

いい波に乗るためには、それなりの投資が必要です。

頑張ってくださいね

仕事を邪魔されるのが嫌いではないですか?

先輩の良かれと思って口出ししてくる様って、かなり迷惑ではないですか?

■1.今やってるでしょ。

今、頭脳フル回転で仕事をしている時に横からあれこれ言う先輩。
うるさいですよね。

人間同時に、ふたつのことはできないし
もしそれができたら、この仕事はしていないですよね。

これは、完全に指導ミスの部類に入ります。
今やっているので静かにしてもらえませんか?と部下に言われる、
いや、思われる時点で上下逆転してます。

■2.あーだ、こーだ

仕事の横からあーだこーだいう人間は、人に仕事を任せられないのです。
人に任せるということは、人を信用するということです。
それが、できないのであれば、人を育てる資格もありません。
全部、自分一人でこなせばいいのです。

■3.いろいろ書きましたが

人から文句を言わせないためには、究極会社勤務をやめることです。
自分で稼ぐことができれば、文句は言われません
ただし、経営者となれば、いろんな面で頭を下げることが仕事になります。
どちらがいいかなんてかけませんが、嫌なことなんて生きてる限りあり続けます。

正しい選択をして、より良い人生を歩んでいきたいと思いますね。

自分が得意なことを仕事にする

仕事で妙にやたらとイライラする人は仕事を変えてみることをお勧めします。
■1.向いていないことをやるとイライラは3倍に

おおざっぱな人が、細かい仕事をしていると半端ないストレスがかかります。
逆に細かい人が、おおざっぱな仕事をすると同じくストレスがかかります。
つまり、人生の大半を占める仕事には自分が楽してできることを選ぶのが
最も幸せな生活につながるのです。

そこを、苦手を克服しようと、無理をして苦手な分野に進むと
ストレスは半端ないことでしょうし、上手くできない仕事に就いたのですから
上司からもいろいろ言われますよね、もちろん。

それって、かなり面白くないことですよね。。

■2.得意なことは芽が出るのもはやい

得意なことは、早く芽が出ます。当たり前です。得意なんですから。
では、不得意なことは、芽が出るのに時間がかかりますが
確実に苦手なことは克服できます。

そして、一番は得意なことで成功経験を重ね、自分に自信が付くことが
何より大切なことです。

自分に自信が持てれば、世界の見え方は変わります。
チャレンジ精神ももつことができます。
■3.一番よくないのは

自分に自信を失い、ネガティブになって、行動を止めてしまうことです。
苦手なことをすると、上手くいかないことだらけ。
いっきに周囲が敵になります。

つまり、いきなり、できない子の世界に堕ちていってしまいます。
そこから這い上がれればいいのですが
なかなかそうは上手くいかないのが世の中でございます…

この屈辱のような感情は、自分を卑屈にさせます。
卑屈になった後は、誰とも会いたくないという気分にさせます。
そして、自分との戦い、人間性を高めるか否かの世界になります。
周囲を恨まないためには自分を高めるしかないですしね。

でも、そんな難しいことを考えている間にも
得意な仕事でバンバン成果を上げて、気分もよく楽しく過ごしている人もいるのです。

大体、人生で苦しい思いをするのは基本的に損です。
国が戦乱中ならともかく、日本のような平和で豊かで自分の仕事を選べる国で
わざわざ苦しい思いをしてまで苦手な仕事を続けなくてもいいんです。

ただ、逃げ癖が付かないようにすれば。

自分が動けなくなる前に、ちゃんと自分でコントロールして
幸せを掴むことが大切です。

仕事での疲れを回復するため食べ物

疲れると、集中力がなくなり、体は休息を求めるため 仕事どころではなくなります。 仕事中にいったん休憩なんて毛頭できず、ほとんどの人が体にムチ打って 仕事を続けますよね。
そうなると、黙っていないのが、私達の心。
イライラを加速させ、ちょっとしたことでも癇に障るようになります。
疲労回復のために何をしたらいいか。と悩む方も多いですよね。

ただちに疲労を回復するには、休息をとるか、気分転換をするかということがあげられますが、 長期的に疲労知らずになりたいのであれば、食事や運動などの日常的なことに 気を配ることも大切です。 今回は、食事の面から考えてみましょう。

■1.疲労回復成分について

今回参考にするのは、食材辞典という本です。

ソラマメ…ビタミンB1 、B2が多く含まれ、エネルギー代謝を加速
ししとうがらし…ビタミンCが豊富
シジミ…オルニチンで疲労感の軽減
カキ…グリコーゲンで疲労回復
ぶどう…ブドウ果糖が豊富なため疲労回復効果あり

なるほど。ざっとあげただけでもこれだけあります。
栄養系の本を読んでいると、結局いつもまんべんなく食べることが大事なのだと実感します。

ただ、私達の体って毎日同じ状態ではないですよね。
目を酷使した日があったり、足を酷使した日があったり、その日その日でコンディションって違います。
自分の状態を正しく把握し、その時に必要な栄養素を的確に吸収することができれば
自分を常に最高の状態に置くことができます。

どの食材がどんな栄養素にたけているかを知ることで
いつどんな形でその食材を摂取するのかを考えていくいい機会かもしれません。

いつもイライラしている人、いつもだるい人
そんな人は積極的に食材について勉強し、理想の自分を作り出しましょう!

苦手な人に振り回されないための考え方を教えてくれる書籍紹介

毎日会うのに、苦手なあの人。
できれば、私の世界から消えてなくなってくれればいいのに。と考える自分が
嫌いで嫌いで、辛くてたまらない。なんてこと人生では何回もあります。

相手は特にこちらを意識しているわけではないのに、
相手のやることなすこと癇に障るし、それなのにじっと監視してしまう。
なんだか、嫌いと言いつつ、ずっと見てしまう。
そんなことよくあります。

この本を参考にしながら、どうしたら楽になれるのか一緒に考えてみましょう。

 

■1.嫌いな人は、過去に自分が捨てた自分とそっくり

筆者は、嫌いな人というのは、
過去に自分がさまざまな理由で、こうなってはいけないと思い込んで
捨て去った自分に似ているから、嫌いになるのだと説きます。

例えば、偉そうにしゃべったことで皆から嫌われた経験を持っていれば
偉そうにしゃべると嫌われるから、偉そうにしゃべってはいけないと学習したとします。
大人になって偉そうにしゃべる人が現れ、それでもみんなとうまくやっている姿を見ると、心がどうしてうまくやれるのか、私はきっちり罰を受けて、偉そうにならないように気を付けて生きてきたのに、なんであいつだけ許されるんだ!と大暴れするそうです。

だから、筆者は教えてくれます。
君も偉そうに話してもいいんだよ、と。
あの人のようになってもいいんだよ、と。

ほろっときます。人によっては、ぼろぼろとくるかもしれません。
自分で自分を嫌うということ、自分で禁止事項を作ってしまう。
人間のアイデンテティ、自分を形作っている過程でできてしまった禁止やルールによって周囲の人間を許すことができない。

他人を見ているようで、実は自分を投影しているのです。
自分を抱きしめたいと、慈しみたいと強く思えるようになります。

本を読んだ後、ちょっぴり温かい気分になって、気持ちも晴れるのは
筆者の人となりによるところが多いでしょう。

人間関係に疲れて、悩んだときにどうしたらいいか解決策を教えてくれる本です。

最高の自分で仕事をするために

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仕事って、最初は燃えに燃えるものです。
しかし、時間がたってくると、けだるいと感じるようになるものです。
そんな中でも、毎日生き生きと仕事をしている人もいます。

■1.最初は燃える

誰でも、新しい仕事に就くときはやってやるぞという気持ちでいます。
運よく、頑張った成果が結果としてでてきたときは天にも上る気持ちです。

私にもできる!このまま好循環で!と希望も生まれやすくなります。

逆に、なかなか結果が出せないと、絶望に近い気持ちを抱くようになります。
一定期間は新しいことに対する気合いで乗り越えられるのです、
でも、人の精神力なんて長くは持ちません。
その間に、何とかして結果を出して、褒められる経験をすることで
モチベーションを保つことができるのです。

■2.できて当然が中だるみを生む

結果を出すことが常になると、新しいことに挑戦したくなるのは当然です。
できて当たり前が続くと、必ず飽きが来ます。

結果を出した後がとても肝心で、日々新しい目標を行進することで
中だるみを最小限に抑えることができるのです。

中だるみが始まったら、いっそ過激なくらいのリフレッシュをとるべきです。
そして、その爽快感をもう一度得るためには、目標達成が必須であることを
強く決意すれば、中だるみは避けられるでしょう。

■3.好循環を生み出すことが大事

結果がでないのは、やる気を損なわせますし、モチベーションを下げます。
モチベーションを保つためには、早い段階で小さな成功体験を重ねること
中だるみ防止のリフレッシュを定期的にとることが大切です。

そのスケジュールを徹底的に達成していけば、
モチベーションは下がったとしても、元に戻るのも早いものです。

仕事とは、最高の結果を出して評価されるものです。
そして、最高のアウトプットができるために、最高の自分を保つことも大切です。

自分で自分を知り、コントロールし、好循環を生み出すことができれば
本来の私達の価値を世界に知らしめることができるのです。

逆に、悪循環に陥った場合元に戻すのは非常に難しく
早い段階でのリカバリが大切です。
最悪の場合、いったんリセットをするのも方法の一つです。
仕事はお金を稼ぐ方法の一つであり、自分で好循環を作れる人は
どんどん浮上できるのです。

自分を高められるのは、自分だけです。
ちなみに、上司がいくらうるさく言っても、効果はありません。

好循環な生活が送れますように。

謙遜の美徳

以前、上から目線で話す人という記事を書きました。
上から目線で話す人は、往々にして嫌われるものです。

なぜかって?相手が自分をどう思っているかお構いなしに
自分の都合(私は優秀なの。認めてー)という無言の圧力を振りまくからです。

わざとなのかわざとでないのかわかりませんが
自分に自信があればそんなことはしなくてもいいのでまぁ、それなりにできない人でしょうね。

■1.できる人はどんな人?
仕事ができる人は、どんな人でしょうか?
テキパキしてる人?もしくは、人の心をつかむ人?
いろいろあるでしょうが、理想というものは私達が作り上げたものです。

なので理想はあれど、
厳密にいえば、仕事ができるということは、雇い主の希望を叶えてあげられることになります。
それも、皆がもたもたしている間に、あっという間にこなしてくれれば最高です。
もしも、社内にもめ事があれば、即座に解決してくれればもっと嬉しいです。

はきはきして、仕事も早くて、人の心をつかむのが上手いことが仕事ができることではないのです。

はきはきしていると、意見を発言しやすくなります。
仕事を早くこなせると、雇い主の想いを受け止める余裕ができます。
人の心がつかむのが得意であれば、雇い主、お客様の心に寄り添うことができます。

つまり、具体的に上げられるできる人の要素は、後付けであって
「雇い主の想いをくみ取り、それを実現することができる人」が仕事ができる人なのです。

■2.周囲の協力に気が付いているか?

でも、考えても見てください。
私達の立場で、社長の想いをくみ取るなんてちょっと距離がありすぎて難しいですよね。

距離とは、立場の違いからくる価値観の違い、本当に物理的距離もあるかもしれません。
その思いを理解することがちょっと難しいのは、社長もわかっています。

だから、間にたくさんの人を入れて思いが伝わるように指示をしているのです。
私の直属の上司-その上の部長―その上の役員-その上の社長 なんて具合です。

つまり、まともな組織であれば、上司が社長の言いたいことを代弁しているはずなのです。
そして、その上司がいなければ、私たちは社長の想いを正確に受け止めることはさらに難しくなります。

上司がいてくれるから、社長の想いが私達に正確に伝わり
仕事で結果を残し、評価してもらえ、できる人と認識されるのです。

何事も自分一人では、成し遂げられません。
それを知っている人は、周囲に感謝の気持ちを表すことができます。

そして、それができない人は、いつのまにか協力者がいなくなってしまいます。
だって、一緒にいても奪われるだけですからね。

■3.謙遜ができない人は、全てをなくす

自分が周囲に生かされている、周囲が助けてくれていると思えない人は
どうぞ一人で戦い続けてください。

一人は、過酷でさみしいものです。
誰も、手を差し伸べてはくれないのですから。

なぜ、誰も手を差し伸べないのか、
前に周囲が手を差し伸べていた時
上から目線で、そんなことぐらいできますなんて態度をとっていたのではないですか?

そんなことぐらいできますと言ってしまったら、この人は一人でできるのね
と思われた挙句、上から目線で断られたんじゃ誰も声をかけなくなってしまいますよね。

何事も、人と協力すれば、肩の荷もおりて楽しくなるものです。
それができないために一人でこなさなくてはいけなくなってしまうのです。
もし、それが一人でやれないのであれば、仕事を断ることになりますよね。
自分が作った罠で逃げ場を失い、協力もも頼めなくなってしまいます。

謙虚な気持ちを少しでも持って表現できていれば
周囲の協力が得られれば、限界を突破できるものです。

■4.まとめ

謙虚な気持ちを持つことはとても大切です。
人間は、他人とつながっていないと生きてはいけません。
そして、他人と協力することで相乗効果を発揮することができます。

私達は、いくら頭の回転が速くても、謙虚さがなければただの人です。
頑張っていきましょうね。

弱い人ほど上から目線で話す理由

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すぐに声を荒げて、威嚇したり、上から目線で注意してみたりする人って
溢れるくらいいます。
波風を立てたがる人を華麗にスルーして、利用しているにこやかな人も
たくさんいます。
その強さの秘訣はなんでしょうか?

■1.本当の強さ

どんなタイプが相手でも相手を受け止められる人は、本当に強いと思います。
そもそも、上から目線で話をする人も、絶対悪ではありません。
どんな気持ちからそのような口調になったのか、私達では想像もつきませんが、
必ず理由があるものです。
そして、本人にとってはとても合理性のある行動であるのです。

そのような口調で突っかかってこられたとしても
その人を受け止めることができる理由は、
自分の感情をある程度抑え、相手の話を冷静に受け止める余裕が
あるからなのです。

つまり、立場をわきまえず
上から目線で注意してきたり、過度に声を荒げたりする人は
感情に支配され、感情に振り回されていて自己抑制ができない、いわば弱い人です。
その感情に振り回されず、自分の感情を抑える余裕がある人が最も強い人なのです。

■2.品格を保つ

ただ野蛮人のように生きるのであれば、関係ないでしょうが
生きていくうえで、品格を保つことは最も重要なことです。

本当のプライドとは、自分の品格を落とさないことであり、
それは感情に振り回されず、
どんなに腹を立てていてもその気持ちを抑え、行動することにあります。

相手に復讐したいとか腹をたててし返すことを考えるようでは、
同じ穴のムジナです。

相手に負けたくないのであれば、
相手の行動がどうであれ、私たちの正しいと思うことを貫くのです。

人に振り回されない心の余裕が欲しいところですね

■3.くだらない人はスルーする

くだらないことをする人って、溢れるくらいたくさんいます。
そういう人は、その人なりに正しい論理で行動をしているので
どんな行動をしていても、批判すべきことではないでしょう。

しかし、倫理的に間違ったことをしているのであれば
注意をしてあげるべきですが、
ほとんどの場合は、そこまでのことにはならないでしょう。

もし、くだらない人に、上から目線で注意された場合は
冷静に考えて、自分が直したほうが得なものであれば
お礼を言って受け入れればいいし、
全くのピント外れであれば、無視しておけばよいのです。

でも、無視するのもこの類の人は根に持つので
難しいのですが、この対応は後日のブログで書きますね。

■4.まとめ

自分が正しいと思ったことを貫く。
それ以外で、自分にとって良いアドバイスは取り入れ
必要ないアドバイスは無視する。

正しいことを、正しく貫く。
自分のする行動に、相手の感情は関係ないのです。

他人に振り回されず、自分の品格を高めていけるといいですね。

キャパオーバーな仕事の対策

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仕事ができる人は、キャパオーバーの仕事を引き受けすぎたり
仕事ができないという不安を抱える人も、多くの仕事を引き受けてしまいます、

■1.きつい思いをしてまで仕事をする理由

仕事ができる人で、何か目標があるタイプは、
目標達成までがむしゃらに突っ走る傾向があります。
仕事も、あれもせねばこれもせねばと一人で奔走し、
結果キャパオーバーの仕事でも目標を達成してしまいます。

逆に仕事ができないと思い込んでいる人は、
リカバリをしようとたくさんの仕事を引き受けることで
不安を払しょくしようと頑張ります。

どちらにせよ、いずれ仕事にも慣れて情熱が冷静になってきた頃
なぜこんなに仕事があるんだと、ほかのことができないと不満を持つようになります。

よく考えると、そんなに仕事をしなければいけない習慣を作ったのは自分なのです。
より具体的に書くと、仕事を引き受ける一番初めの段階できちんと交渉し
線引きをしていれば、少しは量も減ったかもしれません。
しかし、最初に喜んで頼まれた分だけ引き受けてこなしてきたので
いまさら、仕事量の交渉をするのは難しいのです。

自分の目標にひた走るのは、大切ですし、
不安を払拭するために、仕事量をたくさんこなすのは正しいやり方です。

でも、現在私たちは、仕事量が多いことに不満を抱いています。
大切なのは、自分が納得した仕事量を確実にこなし、楽しく仕事をすることです。

今までの私たちの選択の結果、残念ながら私達は不満を抱いているのです。

■2.自分の能力を知ること

最初に、自分の能力がわかっていれば仕事量の交渉もできます。
しかし、やったことのない業務で自分の能力なんて未知数です。
1か月ほど、業務をこなしながら、業務それぞれにかかる平均時間を測定し、
1週間程度の業務スケジュールを紙に全て書き込んでください

そして、業務を依頼される際に、そのスケジュールと照らし合わせて
時間外にあぶれそうな依頼に関しては、業務の立て込み具合、優先順位、締切
その依頼を受けることで残業が発生することを明確に説明できるようにしておきます。

いざ、キャパシティを超えた業務が降りかかりそうになったときに
上記の説明を行い、それでも依頼を希望するかどうかを尋ねるのです。

もちろん、スケジュールの立て方が生ぬるいと指摘され、
ごり押しされる可能性もあります。
その時は、どうすれば時間のないスケジュールをやりくりできるのか
アドバイスをもらうチャンスです。

そのようにしてもなお、納得のいかない仕事量が降りかかるのであれば
残念ながら、そこはブラック企業かもしれませんので、
早めの退職を視野に入れるべきでしょう。

■3.少しずつ要領よく生きればいい

人は、突然要領よく変わるわけがありません。
一日一日を大切に、少しづつ成長を心がけることで進化していきます。

今は、キャパオーバーな仕事であっても、要領さえ覚えれば迅速に対処できるようになれば
ものすごく迅速に片付く仕事かもしれません。

しかし、どちらにしろすぐには楽にならないでしょうし、
無理をしすぎると体を壊してしまいます。

これは、本当に大切なことで
激務に耐えて、一生懸命仕事で成果を出しても、死んでしまえば何も残りません。

全身全霊をかけて仕事することも時には必要でしょうが
仕事は、生きるための手段であって、
その中で遊び心が持てないくらいの生きがいにしてはいけません。

常に、遊び心をもつぐらいの余裕のある働き方を目指しましょう。
現在の激務については、自分の業務量を可視化し他人に説明することである程度防御はできます。

自分を守るのも、責めるのも自分です。

少しずつ、要領よく生きていきましょう。

3つの準備で楽しく仕事をする

仕事を楽しいと感じている人はごく一部です。
多くの人は、仕事を苦痛に感じていることでしょう。

■1.自分で働きやすい環境をつくる

ただそこにいて、仕事をするだけで働きやすい環境にはなりません。
自分から働きやすい環境を作っていく努力をしなければなりません。

例えば、
入社してからあまり人と話す必要もなくただ業務をしていたとします。
ある日、出社途中に心臓発作で倒れてしまいました。
しかし、あなたを気に留める人はおらず、
出勤が遅れていることに気が付いたのは午後を回ってからでした。

極端ですが、こんな風なことになるやもしれません。

もし、毎日出勤後に挨拶をしていたら誰かが気が付いたかも、
もし、毎日誰かと会話をしていたら、
前日に顔色が悪いことに気が付いてもらえたかもしれません。

環境に文句を言う前に、自分が働きやすい環境を作る努力を
さぼっていないか思い返してみてください。

■2.人間関係は積極的に

人間関係は、とても複雑です。
私も、めんどくさいことは大嫌いなので、あまり得意ではありません。
しかし、人は一人では生きていけないものです。

できるのであれば、
人間関係には積極的に関係づくりをしてください。
別に目的はなくても、誰かに誘われたらできる限り足を運ぶ。
顔を知っている人、人となりを知っている人をどんどん増やすのです。

もしかしたら、次のプロジェクトでのキーパーソンが
飲み会であったあの人になったり、
何か失敗をした時に助け舟を出してくれたりするかもしれません。

小さなチャンスをコツコツと積み重ねていくのです。

■3.何より自分が好意の塊になる

自分が知り合う人すべてに対して、好意の塊になるべきです。
あまり心理的距離が近すぎると嫌われる可能性もあるので
相手の性格を探りながら、できるだけ好意的に接することが大切です。
好意的に、かつ 親切に振る舞うことで自分自身の人格も成長します。

ただし、NOというべきことはNOと伝えないと、
勘違いをして好意を利用する輩もいますので注意してください。

そして、一般的に考えられる好意(店舗での感じの良い接客レベル)は
常に発揮してかまわないのですが、相手の価値観を知らないうちに、
一方的に心理的距離を詰めて好意の押しつけをしないように
気を付けてください。

相手のことを本当に想うのであれば、
相手の価値観を尊重することが大切です。
そのためには相手の価値観を知るために、多くの会話を重ねることが重要です。

そうすれば、業務で関わる人も関わらない人も
段々と好意的なつながりができてきます。

好意は返報性がありますから、
自分からよい縁を作って行くことになるのです。

■4.まとめ

仕事を楽しいものにするために

自分が働きやすい環境をつくる

人間関係は積極的に

どんな人にも好意をしめすこと で 楽しく仕事をするベースができてきます。

どうか、独りよがりで仕事が楽しくないと思わずに
働きやすい環境は自分で作れるので、頑張ってみてくださいね。