中央集中型の人口分布を誇る日本。
地方活性化を目指す活動も盛んになってきました。
地方に人口が残らない理由はなんでしょうか?
■1.ない!ない!ない!
地方は、人が集まらない仕組みが出来上がっています。
人が集まる都市部には、人が集まる仕組みができています。
地方には、有名大学が数えるほどしかありません。
働き口もありません。
そのため、人が集まる理由がありません。
ないない尽くしで、人が流れ出ていく仕組みとなっています。
■2.大学がないことからの悲劇。
ほとんどの優秀な人材は、大学に行くために都市部へ出ていきます。
そして、故郷は就職がないので都市部で就職します。
そのまま地元に戻ることなく、定年を迎えます。
都市部は、大学や就職でどんどん人が集まるために
色々な仕事が生まれます。
そして、さらに人は集まります。
■3.人がいない影響
若者が地方に残らないのであれば
地方は急速に高齢化します。
人がいないので、仕事は減って行くばかり、
人がいないので、道路は古いまま、
人がいないので、費用は最小限。
人がいないので、給与競争もなく、低賃金。
残されたお年寄りは、細々と暮らしていきます。
でも、いつかそのお年寄りもいなくなってしまいます。
地方には、人がいなくなって故郷は消滅します。
■4.地方を活性化させるには。
地方を発展させるには、数多くの人が地方に集まることが大切です。
しかし、世の流れは残酷なもので
地方からの若者の流失は当面止められないと思います。
少子化の影響で、都市部のマンションでさえがら空きになることが
予想されています。
人を集めるには、企業が地方に集まること
地方に人の集まるような教育施設を充実させることなどが考えられます。
■5.インターネットの普及
最近は、ネットが普及し、クラウドシステムなども盛んです。
場所を選ばずに仕事ができる時代が来ます。
そうすると、満員電車に揺られることもなく
好きな場所で生活することが可能になるのです。
産休中のワーキングママだって
在宅で2-3時間程度仕事を続けられる日が来ます。
■6.本当に仕事がないのか
地方だろうがなんだろうが、自分で起業する意思があれば
人に頼らずに仕事ができます。
人に頼るから、仕事がないと思ってしまうのです。
つまり、自立して生きている人には
仕事が引き寄せられてきます。
ないと思えば、ないのです。
地方の活性化について、
私達が貢献できることはまだまだたくさんあります。
その道を切り開くのは、私達なのです。
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