なかなか他人とのコミュニケーションは難しいものです。
特に初対面でうちとげられなかった場合、
その後に仲良くなろうとしてもなかなか上手くいかないものです。
コミュニケーションに苦手意識を持つ筆者ですが
なんとか克服をしようとあの手この手を意識しています。
その手段をいくつか紹介していきます。
■1.印象
人の印象のほとんどは、第一印象から大きく変わりません。
人は、最初に好ましい人と感じれば、好ましい態度をとりますし
最初に、良くない印象を抱けば、拒否の態度をとるものです。
昔、筆者の勤めていた会社に身なりがだらしなく、
不衛生極まりない男性社員がいました。
もちろん、見た目だけの問題ではなく、別の問題もあったため
全くコミュニケーションが上手くいきませんでした。
その身なりや行動、言動から、
筆者はどうしてもその人を信用することができなかったからだと思います。
相手は、私達がどういう人なのかを知りたいものです。
私達の全身、雰囲気、私達が発する全てからそれを感じているのです。
■2.後から印象を変えるにはきっかけがいる
最初の見た目で、相手に好ましくないと判断されると、
後から印象を変えるためには相当な努力ときっかけが必要です。
例えば、見た目の美しい人は、他人から好ましい印象を抱かれやすく
他人から、それ相応の好ましい態度を取ってもらいやすくなります。
または、相手の見た目からこの人怖そうだな。と思っても
その時すぐに話してみたら違ったと印象を塗り替えることはできます。
そのため、身なりや見た目には相応に気を付ける必要はあります。
絶世の美女や美男子はそういないので、顔を変えるまではしなくてもよいですが
ある程度、人に好まれる姿を追及しておくことも大切です。
また、見た目をクリアしたとしても、第一声で嫌われる可能性もあります。
極端な話ですが、美人に良かれと思ってお茶を薦めたら、
鬼の形相でにらまれて「ばかじゃね?」と言われたらむかつきますよね?
そのため、見た目をクリアし、その第一声、発する言葉にも
明るく元気であるという印象を与えることが必要です。
また、最初の対応で失敗した場合、
もう二度と話しかけるもんかと思われてしまう可能性もあります。
確かに、印象がよくないお店には、よっぽどの理由がないと二度と行かないですよね。
そう考えると、お店が印象を塗り替えるチャンスはないですよね。
■3.最初が肝心
以上のことから、最初が肝心なのはわかったと思います。
人間は、大体3秒で相手の印象を決めてしまうものです。
この3秒で相手の心をつかめれば、相手が心を開きやすくなるのです。
相手が心を開いてくれれば
コミュニケーションは急速にスムーズに進みます。
相手が心を開いてくれれば、今まで以上に信頼関係が構築しやすくなり
私達の過ごしやすい日常が送れるようになるでしょう。
まずは、最初の3秒を大切に、何をしたらいいかを考えてみてはいかがでしょうか?