コミュニケーションが上手くなるための第一歩

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会社で、色々な不満を抱えて働いている人がほとんどです。
その不満が次第に大きく膨らみ、働く意欲を食い尽くしてしまいます。

食い尽くしてしまったなら、退職すればいいだけなのですが
その徐々に意欲を侵食していく途中はとてもつらいものです

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この辛さを消すには、どうしたらいいのでしょうか?

■1.解決法は、質のいいコミュニケーションができるようになること
コミュニケーションが十分に取れているチームは
仕事での生産性もかなり高いです。

チームメンバが、お互いを敵ではなく協働者と認識し
お互いを高めあい、助け合う努力をしています。

そういうチームは、元から仲がいい集団であったわけではなく、
なにかのタイミングがあり、
次第にコミュニケーションのとれる組織に変わっていったのです。
そして、必ず質のいいコミュニケーターがいるはずです。
チームの風通しを良くするような動きをしているはずです。

質のいいコミュニケーションをとれる人は人から好かれるものです。
そして、何より自分から相手を大切にしようと動いています。
だから、相手から大切にされるのです。

私達が目指すべきは、自分が質のいいコミュニケーターになり
自分が動きやすいフィールドを自分で作り上げていくことなのです。

そうすれば、日々の不満も自分で解決できるようになるはずです。

■2.初めに自分を知る

では、まずどうしたらいいかといいますと
第一に今の自分を客観的に評価することです。

自分がどういう人間かわからないのに
目標まで何をしたらいいかがわかりません。

自分が、おしゃべりなのか無口なのか。
おしゃべりであれば、なぜおしゃべりなのか
逆になぜ無口なのか

得意なことは何か、失敗したことはなにか。
失敗をどうやって克服したか

それぞれのエピソードごとに性格がにじみ出ていると思います。
一番の注目は、失敗した時や不満に感じた時です。
そこに自分の改善点や心の内にある譲れないポリシーが
垣間見えることがあります。

失敗や不満なんて思い出したくもないでしょうが
それをちゃんと見つめて向き合うことで
自分が見えてくるはずです。

■3.改善案を考える

例えば、人間関係で不満がある人は
不満な理由を考えてみて下さい

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反応人間になるな

でもお伝えしているように
相手のコミュニケーションに反応的になっているから
相手に振り回されるのです。

自分が相手に影響を与える人間になってしまえば
不満も軽減するはずです。

例えば、[あいつは私には挨拶しない.だから私はあいつに嫌われている]
と感じているのであれば、私から先に挨拶をすればいいのです。
まずは「あいつが挨拶をしない。だから嫌われている」という余計な悩みは消えます。

顔をみたくないほどの嫌な奴に対しては
「とりあえず挨拶をすることを目標にしてみる。」のです。
挨拶だけなら、できそうな気がしませんか?
気持ちなんてこめなくていいんです。ただ挨拶をすればいいのです。

もし、私たちが行動を変えるとすぐに反応が起こってきます。
給与に不満がある人は、給与について考えるのをやめて
ひたすら楽しく仕事をすることに努めるのです。

改善は小さなことから始めて、小さなことが次第に大きな成果となるものなのです。

■4.コミュニケーションの第一歩は挨拶です

コミュニケーションの第一歩は挨拶です。
たった一言の「おはよう」から人間関係は始まります。

他人がいないと挨拶すらできませんし、
人と人が繋がりができる言葉です。

散歩中に知らない人から「おはよう」と言われたら
「おはよう」と返しますよね。
次の日も会って「おはよう」と言われたら
「おはよう」と返します。
それを繰り返すうちに親近感がわいてきます。
そして、いつも会うその人に会わない日があると
あの人はどうしたのかなと思います。

人間関係は、日々の些細な挨拶から始まることって多いんですよ。
減ることでもないので、ちょっと挨拶から始めてみませんか?

ちなみに、給与に不満がある人が給与を忘れて仕事を楽しむようになると
自然と給与は上がるようになるものです。

■5.状況は変わる

今の辛い状況は、自分から動かないと変わりません。
もちろん周囲の人や環境に原因があることが多々でしょう。
つまらない人や環境に振り回されるのではなく、
自分がどうしたら辛い思いをしなくてすむかを考えるほうが賢明です。

自分の行動や考えが少しでも変わると
物事は急に変わっていきます。

状況は、私達次第で良くも悪くも変えられるのです。

ちょっと自分のこだわりや執着を緩めることで
私達の生き方は楽になっていきますよ。

頑張りましょう

苦手な人を克服するには挨拶から。

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誰にでも苦手な人、好きになれない人はいるものです。
プライベートなら仲良くしなければいいのですが
仕事となると避けるのは難しいものです。

私も”かなり苦手なタイプ”と仕事をした時は
仕事をやめようかと真剣に考えるほど辛かったです。

■1.なぜ苦手なのか?

人は、自分のルールを持っているものです。
そのルールを平気で破ってくるような人間に嫌悪感を抱くものです。

ルールといっても人それぞれ違いがあります。

例えば、身だしなみにおいて
「きちんとしなければ、皆に嫌われる」という経験から学んだルールを
持っていればだらしない人間に嫌悪感を抱くわけです。

しかし、周囲の人は、私達のルールを共有しているわけではないので
身だしなみがだらしない人でも仲良くできたりします。

そこで、私たちはどうしてだらしないのに皆が受け入れるのか
理解できずに苦しむことになります。

実は、苦手な人とは、
私達がしてはいけないと思い込んでいる行為を
平気で行うことで私達の独自のルールを犯しているから、
無性に腹が立つのです。

■2.善悪はない

私達のルールを犯しているから、悪人であるとはなりません。
身だしなみがだらしないというのは主観であって
それが誰に迷惑をかけているわけでもないのです。

私達がこれまでの経験から、学んだルールは
おそらく多くが独自のルールであってそれを破ったからと言って
罰を受けることはないのです。

つまり、だらしなくてもいいんです。

実は、苦手な人というのは、
自分が悪だと思い込んで封印した自分の姿なのです。

■3.苦手な人を認めよう

苦手だと思っていると、テレパシーなのか相手には伝わります。
そして、犬猿の仲になっていきます。

苦手な人を好きになるのは難しいでしょう。
だけど、相手を人として認めているふりはできます。

人は、自分を認めてくれる人を認める傾向があります。
こちらから、相手を認めたふりをしていると
いつのまにか相手もそれを返してくれるようになります。

まずそこからが第一歩です。

■4.挨拶はすべての始まり

誰でも、挨拶からコミュニケーションが始まります。
大きな声で、元気よく挨拶されると元気が伝染します。

そして、相手を認めていると伝えるためには
名前を呼んでしっかりとあいさつすることです。

その際に、ちょっとした一言を添えれば完璧です。
例えば、
「Aさん。おはようございます。昨日の議事録助かりました」などですね。

それを繰り返していくと、相手が段々と近づいてくるのを
感じるようになると思います。
苦手な人がいないことに越したことはないですが
人生にはいろんな人が登場してきます。
自分が強くなって、乗り越えていくことが大切です。
人生でのレベル上げ、頑張っていきまっしょう!

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