仕事が楽しくないというのは、人生での大打撃です。
事実、自分の苦手な仕事についてしまうと
表面上はいくら取り繕っても、本質的な部分で拒否感情が動き出します。
苦手だけど、頑張ろうと思っていても、
どんなに前向きに考えたふりをしていても、自分はごまかせないのです
■1.原因は
苦手な分野を仕事にすると、面白くない内容の業務が続きます。
できるかできないかではなく、面白くないのです。
わくわくしない、やる気が起きない。その理由は、仕事が面白いと思えない。
たとえ、面白いと思える瞬間があってもそれは蜃気楼のように消えてしまい、
後は、何かしら気持ちの悪い感情が続きます。
一言でいうと、悪い意味のストレスです。
どんなに合う仕事でも、ストレスは感じるものです。
しかし、ストレスには、いい意味のストレスと悪い意味のストレスがあるのです。
いい意味のストレスは、適度な負荷が自分を成長させてくれるばねになるものです。
悪い意味のストレスは、自分に自信を無くさせ、無力にさせ、どんどん悪いほうへ
と自分を導いていきます。
そもそも、仕事が合わないというだけのことで
人生の他の要素での幸福感まで奪われてしまうのです。
■2.何がしたい
学生のうちに自分の向き不向きを自分が把握しておくことは重要です。
そして、もう一つ言えば、
学歴が高ければ高いほど、仕事の選択肢は広がるものです。
学歴だけでなく、頭もよろしければ、もっともっと選択肢は広がります。
しかし、大半の方はそんなに選択肢は広くないのが現実でしょう。
自分に向いている仕事につけている人は、働いている人の2割程度しかいないのではないでしょうか?
楽しく人生を充実して生きるために何をしたらいいのか。を考える前に
そもそも大半の時間を費やしている仕事で本当に自分が満足して働いているか考えてみたほうがよいでしょう。
■3.楽しめるように
今まで、本当に自分に合わない仕事をしていた筆者ですが
やはり言葉ではいえないくらい辛かったですね。
その分野において査定で最高評価を頂いても、
根本的にストレスフルだったということは何も変わりませんでした。
現在、職種を変えてみたところ、かなりストレスが減り、
今までより楽しく仕事を熟し、仕事が楽しいから積極的になり
高い評価を頂いています。
人生を楽しんで充実させるためには、
自分の努力ではどうにもならないことを受け止めることも大切です。
そして、日々の一つ一つに全力を尽くし
自分が納得できる結果を積み重ねることで自信を培うのです。
そこで、何かをすり減らしながら頑張ることも若い時には必要です。
しかし、自分の成長はその環境にふさわしい場所でなければ
何年たとうが、何かに我慢をし、自分をすり減らすような仕事の仕方しかできないものです。
人生で、仕事だけをしたいのであれば、それでよいのですが
私は、人生を楽しみながら充実して生きていきたいと考えています。
もし、人生を楽しみたいと思うのであれば、仕事に執着するのはやめましょう。
もっと大切な何かに目を向けてみてはいかがでしょうか?