仕事で辛い思いをしている時に読んでほしいこと

 

色々なことが重なり、にっちもさっちもいかないときってあるものです。
ただただ運が悪い、それだけなのですが、重なるときは苦しいほど重なります。

私も、もう終わったと思うくらい不運が重なった時があります。
今が底だと思って這い上がってきました。
そして、しばらくするとさらに人生の底だと思ってしまう出来事が起こりました。

その時の話をします。

 

■1.仕事にも人にも恵まれなかった新卒頃

仕事選びを完全に間違えた私は、新卒で入社した会社の社風になじめずに
5年ほど苦しい中耐え忍びました。
一番つらかったのは、周囲の人と全く合わず、信用もできなかったことでした。
それでも、ちゃんと助けてくれる人が色々とでてくるもので
ずいぶん助けられました。
ちなみに、少し年上の女性はかなり理解者になってくれます。
常識的だし、いろいろ教えてくれるし本当にいい関係だったと思います。

その時は、嫌な思いばかりしましたが
これが人生の底だ、これを耐え忍べばこれからはきっと生きていけると思い込んで
浮上する日を待っていました。

仕事内容が変更になることで
ぐんぐん上昇して仕事にやりがいを感じるまでになりました。

結局、仕事が面白くないことが根本的な原因で
人間関係までおかしくなっていたのです。

それに、周囲の人にも恵まれなかったことでますます落ち込んで
本当にこれほどにない人生の底を見た気がします。

 

■2.第二の人生の底

仕事を転職してから、絶頂期になりました。
しかし、育休明けてからが不幸の連続でした。

これは、前回の底体験と比べると人には恵まれているけれど
育休明けの上司のパワハラだったり、親の死だったり、子育てに関わることだったりと
すべてのライフイベントが纏まって襲いかかってきました。

でもね、二回目の底も心底苦しんだけれど
一回目とは、落ち込みの種類が違うんですね。

一回目は、本当に孤独との戦いだったけれど
二回目は、そこまで孤独を感じることはなかったです。

二回目は、必ず誰かが経験していることだから、落ち込みからの浮上が早かったように思います。
それに、人生の経験値も上がっているので私に対応力が芽生えていたということもあるでしょう。

とにかく二回目の底は、苦しかったけど、そこまで深くもなかった気がします。

 

■3.自分に自信があるかが影響する

孤独に戦うのは精神的に疲れます。
自分以外誰もが、敵という状況は生きていけません。
環境が、私たちのやる気を喪失させるのです。

私の場合、味方がいたのでその光を頼りに仕事できたのだと思います。
そもそも、良き環境(例えば、教えてくれる人のヒューマンスキルが高い)などにいれば
私達はとっくの昔に救われていたでしょう。

職場では、メンタ-がいかに人格者であるかということが重要です。
中途半端で自己中な人がメンターをしていることほど不幸なことはありません。
自分に自信はなくなるし、メンターは教育する責任を放棄して
「あいつは教えても駄目だ」なんて言い出す始末。
私達が仕事ができないということは、メンタ-の能力不足であるので
「僕は仕事できません」と吹聴しているようなものです。
その時にもし自分に自信があれば、相手が仕事ができないことが原因だとわかるのですが
自分に自信がないと、私が悪かったと思い込まされてしまいます。
自分の失敗だと思いこんでいるので、なんとかリカバリを試みますが
いかんせん、相手も問題ありなのでスムーズにはいかないどころか事態は悪化の一途をたどります。

つまり、物事の対策を判断するときに自信があれば、ある程度客観的に判断できるのですが、
自分に自信がないと、客観性が著しく乏しい状態に陥ってしまうのです。

 

■4.人生には底がいくつもある

私は、二回目の底では、結構なものを手放しました。
それと引き換えに、自由と幸せを感じる心を取り戻しました。

手放したものに愛着はあったし、手放したくなかったけれど
自分が意志を持って決断した結果であったので、受け入れることができました。

人生の底とはいうものの、辛過ぎることなんて人生でたくさん起こります。
人の数だけ物語があるものです。
何もなく、平穏な人生を送るほうが難しいのではないでしょうか?

一度目の底は始めて人間に対する失望を感じたので落ち込みは激しかったですが
二度目の底では、皆経験しているという認識もあり前を向く力が増していたのかもしれません。

つらい経験を通して強くなり、人の気持ちがわかる自分になれるのです。

人生で一番辛い時にポジティブな言葉なんてかけたくないし、無理に明るくせよとも思いません。
自然になにかのきっかけでふっと上昇できるものなのです。

辛いことを我慢するのはよくありませんが、底から上がってくるためには
自分できっかけを作ることが大切です。
必死に探す必要はなくて、好きなことをやっていればおのずと現れます。

どうか私達らしい前向きで幸せに楽しく生きていけるように祈っています。

仕事でタイミングが読めない人が気を付けること

電車で他人に絡んでいる人を見かけると、かなりテンションが下がります。
疲れているのに、さらにどっとどす黒いものを受け止めちゃった気がしませんか?

 

■1.あの人の機嫌の悪い理由

どんなにイライラしていても他人に絡むのは最低の行為ですよね。
確かに、その人は彼らの勘に触ることをしたのかもしれません。
でも、捕まえて怒鳴り散らして何の意味があるのでしょうか?

これが顕著な例ですが
同様なことが、会社でも家庭でも起こっています。

仕事でイライラしている⇒家庭で妻に晩御飯がまずいと絡む。
妻とケンカしイライラしている⇒仕事で部下のミスに過剰反応する。

もちろん、双方で何があったかは本人しか知らないので
因果関係に気が付くのは誰もいないのです。

ただ、今日のあの人はやけに機嫌が悪いな程度にしか思わないのです。

 

■2.みっともないですが、イライラをぶつけているのです

過剰に怒られたときは、私達だけが原因ではなくて
上記のように様々な要因が重なって、私たちがイライラの矛先になってしまった可能性があります。

要領がいい人だと、今日は機嫌が悪そうだから別のタイミングで話しかけようとか
対策を練るので矛先にはなりません。

それが、自分の話す内容や自分のタイミングに集中しすぎな人だと
相手の様子を考えずに突然突進してしまい、イライラをぶつけられるのです。
これが繰り返し起こると、双方に不信感が生まれてしまいます。

つまりは、相手の様子をみて、戦略を練ることができないがために
イライラの矛先になっているのです。

■3.まとめ

イライラを自分で消化できない人が一番悪いのですが
逆に私達もイライラを自分で消化できないことってありますよね。

電車で絡むまでになったら、病院へ行くことをお勧めしますが
人は誰でも相手の立場になると高頻度で同じ行動をしてしまうものです。

思いやりを持って、遠い先の自分に対して労わる気持ちで
接してあげることも大切なのかもしれません。

仕事での悪口への4つの対応策

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仕事で社内の人の悪口を聞かされることは辛いですよね。
それが相談だったりすればアドバイスもしやすいでしょうが
ただの悪口だったり、先輩から聞かされることほど反論できないので辛いです

 

■1.悪口には参加しない

相談だったり、アドバイスだったり、悩みを聞く過程で出る話とかだと理解できるのですが
単なる憂さ晴らし的な悪口をいう人たちっているんです。

もう本当に吐き気がしてきますよね。
基本的に悪口は、間違っています。
そして、憂さ晴らし的に他人に話しまくる人は無能な人です。

無能な人は悪口を聞いているだけで、私達もそう言っていたという解釈を持ちます。
なので、悪口を聞かないことが一番大切なのです。

だいたい、そんな悪口を言う人たちは全員の悪口を言っているものです。
そして、あることないことべらべらと触れ回るので、大切なことは言わないようにしないといけません。

しかし、距離をとると、それが気に入らないのでまたお高く留まってるとかなんとか悪口を言われます。
私は、完全にコミュニケーションを遮断して情報が入ってこないようにして防御してましたが
完璧に悪口言われてるのが解ってました。

表面的に仲良く、悪口になったら自然にそそくさと離れたり
話を聞かないふりをしたりしながらスルーしていくのが要領のよい生き方でしょう。

■2.悪口は本人の耳に必ず入る

これは本当です。
いくら取り繕ったって、本人の耳に入るものです。

悪口を言ってる本人は、本気で相手を悪く思ってるわけではなく盛り上げるために
悪口を言っているだけです。

あれだけ悪口を言っていたのに、一晩開ければケロッと忘れて
仲良くランチに行っていたり、男女であれば交際し始め、結婚した例もありました。

悪口を言われていたのも知らないで、結婚してしまう男の人…
悪口を言っていたのに、すっかり忘れて結婚する女の人…
やはり、結婚適齢期や彼氏なし歴3年を前にすると焦るんでしょうか?
人の気持ちはわからないものですね。

話はそれましたが、彼らは例外として
ちょっと賢い人であれば必ず、悪口を言われていると気が付きます。
そして、私たちがその会話に加わっていたと、同調してこう言っていたと伝わります。

だって、盛り上げるためのネタである悪口をほかの場所で使わないわけがないですよね?
そして、自分たちが言ったわけじゃなく、その場にいない誰かが言ったと絶対言いますよね。

だから、悪口を言う人は基本的に信用してはいけないし
できれば、悪口には参加しないように気を付けないといけないのです。

■3.悪口を言われた身になる

悪口を言われた人の気持ちを考えれば、人に悪口を言いふらす意味なんて全くないとわかると思います。
自分の心の中で、愚痴るのは平気だし、社外の人に話すぐらいなら大丈夫でしょうが
直接、顔を知っている社内の人に吹聴して回るのは間違っています。

悪口を言う人は、そういうキャラだと認識されていて
社内で重宝されて皆と仲良くしているように見えるかもしれませんが
皆、警戒はしてないまでも、それなりの対応をしていると思いますよ。

表面上は楽しそうに、親しそうに見えても、
本当の意味で信用されているかは定かではありません。

■4.まとめ

1.悪口に参加しないこと、
2.悪口を言う人とは関わらないこと
3.悪口を言う人を露骨に避けると、逆恨みされるので、適度に上手くやること
4.自分も悪口を言われていると常に心に留め置くこと

自分が生きやすい、過ごしやすい生活を手に入れるために
要領よく、悪口を華麗にスルーすることができるようになりましょうね。

逃げたい仕事からは逃げてもいい

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仕事から逃げ出したい時ってありますよね。
明日の会議の気が重いとか一時的なものから仕事自体が負担の場合もありますよね。

 

■1.仕事は逃げてもいい

大事なことを忘れているかもしれませんが
極端な話、仕事って逃げてもいいんですよ。

だって、仕事はお金を稼ぐ手段の一つだと考えれば
仕事に就かなくてもお金って稼げますよね?
たとえば、自営業とか株とかでもお金は稼げます。

そんなに逃げ出したい仕事を続けている意味ってなんですか?
■2.仕事の責任

過度に責任を強い方だと、仕事が命とか責任取らなきゃとか考えてしまいますよね。
しかも、逃げ出したいぐらいの仕事なんてきっとプレッシャーや負担が大きい仕事なのでしょう。

無責任に仕事から逃げてもいいと断言しちゃいましたが
実際に逃げる人なんていないでしょう。

でも、いざとなれば逃げてもいいし、
もっと言えば(一部の仕事を除いては)仕事で命まで取られる人はいないです。
それぐらいの気持ちでいないと疲れちゃいます。

失敗しても命はあるのですから、思いっきり自分の力を発揮していいのです。
まぁ、仕事での立場はなくなっても、転職すればいいだけだったりしますからね。
■3.健康に注意

過度に仕事で負担を受けると、そのうち体がやられます。
突然の心筋梗塞やら、手術が必要な病気やら色々と起こります。

仕事も大切ですが、それ以上に自分の体をいたわることを忘れてはいけません。
私は、過去に過度に仕事をこなし出世した人や働きづめだった人が
突然死んでしまうのを何人を見てきました。

そんなに仕事していたのは何のためだったのかと考えさせられます。

逃げ出したい仕事がどんなものかわかりませんが
一時のプレッシャーであれば頑張ってほしいです。

でも、永遠に繰り返されるものであれば別の道もあります

仕事は、手段であって目的ではないことを忘れないでほしいです。

嫌だと思う仕事を続けることで失うもの

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偶然に嫌いな仕事、苦手な仕事に就いてしまった時
すぐに次を見つける人となんとか克服しようと戦う人がいます。

今回は、嫌いな仕事、苦手な仕事で失うものについて
考えてみます。

 

■1.しまった!この仕事、苦手!

仕事で、自分の意志とは関係なく異動の辞令を受けとり、
新たな部署に出勤したものの仕事に全く向いてないとか
着いた仕事が本当に嫌でたまらないなんてことはよくあります。

私も、前職の時に異動した先の仕事内容が未経験の分野で
かつ、今までの同僚や友人とは全く違うタイプの人が寄り集まっていて
コミュニケーションも上手く取れず大変苦労した一人です。

未経験の分野にトライするということは問題ないのですが
同僚や先輩たちがとても変わっていて本当にドン引きの状態でした。
仕事を辞めようかとも考えたのですが
ここで辞めたらどこへいっても逃げる癖がつくと変な意地をはり
無理やり仕事継続しました。

結果、その分野では一応一人前になれましたが
失ったものも多かった気がします。

 

■2.とにかく仕事が面白くない!

今の会社に転職するまで本当に仕事が面白くなかったです。
後半は、少し面白くなったけど、4年ほどは本当に嫌で嫌で仕方がなかったです。

原因は、先輩のぶーちゃん。
太ったうえにデスクはごみの山。
瞬間湯沸かし器な性格で、ダメ出しのオンパレード。
なんかものすごく意欲をそぐタイプでした。
そして、仕事を教えてもらうことも教えるポイントが全部ずれていたので
本当に仕事ができるようにならないし、何を勉強したらいいかもわからない。

皆の前でダメ出しするから、私も委縮してきてオドオドする始末。

今思えば、早く辞めればよかったのにと苦笑い。

 

■3.大事なものを失った

仕事が面白くない上に、先輩に恵まれなかったことで自信喪失しました。
人生で自信を無くすということは一番恐ろしいことです。

仕事が楽しければ、自主的に動きだし、失敗さえも前向きにとらえ
どんどん成長できます。

しかし、仕事が面白くない上に自信を無くすと自主性が削がれます。
失敗も多くなり、どんどん消極的になります。

私は、前職でぶーちゃんの下から動くまでは本当に仕事が楽しくなかったです。
そして、ぶーちゃんの下から動いて初めて自主的に仕事ができるようになりました。
結局は、他の同僚・課長も器が小さいというか、
自分のことしか考えてないような会社だったので転職をしました。

今の会社は、正反対に目標だけ落とし込まれ何でも自分に裁量があります。
今の会社でひたすら仕事をこなしていたら、入社一年で最高評価をいただき自信が戻ってきました。

しかし、前職での経験から人を疑ってしまう癖がついてしまい、
なかなか抜けませんでした。

 

■4.自分を高める場所で正しい成長をするべき

前職では、技術的なことは身についたけれど、結局その間全く楽しくなかった
今の会社では1年の勤務で、前職の何倍ものいい体験をしました。
前職に就いていた期間は、7年です。

よく考えてみてください。
もし、雰囲気のいい職場でちゃんと自主性を培って仕事をしていたら
7年でもっともっといいことができたんです。それも、楽しみながら。

嫌だと思いながらする仕事にいいことはありません。
「皆、仕事は嫌だけど我慢してやっている」とよく言いますが
それは、「嫌なこともあるが好きな仕事だから我慢できる」んです。

そもそも嫌な仕事の嫌なことなんて我慢しなくていいんです。
どこにも楽しいことないですもんね。

職場の雰囲気も大事です。
人って周りの空気に染まるんです。
自分のことしか考えていないような集まりの中にいると自分が落ちていきます。

自分の情熱や活力、夢、自主性をおぼれさせるような空気に染まってはいけません。

今の仕事を安易に辞めろとは言いませんが、
どうか自分が落ちていくような事態にならないように願います。

辛い仕事の見方を変えて成長の機会にする

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仕事で辛いと感じている人が恐ろしくたくさんいることでしょう。
仕事を楽しむことができれば、それが一番の幸せなのですが
幸せを感じている人は数えるくらいしかいないのが現実です。

■1.仕事が辛い理由

第一に、仕事を嫌々やっていることは明白です。
仕事が楽しければ、悩んでいないですし
一時的に辛いということであれば、耐えられもします。

なぜ仕事が嫌なのでしょうか?
合っていない、社風が合わない、周囲の人と合わない等いろいろあるでしょう。

それであれば、仕事を辞めてしまうのが手っ取り早い対策ですが
なぜか私たちは悩んでいます。

迷っているのであれば、結局どちらでもいいのです。
やりたいかやりたくないかがはっきりしていれば答えは、簡単なはずです。
最も厄介なのが、やってもいいし、やらなくてもいい心理です。

仕事は辛いけれど、別にやりたい仕事もないというのが本音ではないでしょうか?

■2.仏教では全て″空”

仏教の教えに″空″という概念があります。
説明すると長くなるので割愛しますが、
要は、生きとし生けるすべてのものは
”無”から生まれ”無”に戻るのです。

無であったところに、生がうまれたのです。
元来、無であるのに、生を与えられ、
異なる生との交流が生まれ、社会が生まれました。
そして、その生の交流の中で嫉妬や苦しみも生まれました。

そもそも無であるところに嫉妬やよくない感情は存在しません。
生が生まれ、その交流の過程で、発生した幻想に近い想いなのです。
「私達がないと思えばないし、あると思えばある。」
そんな曖昧なものなのです。

本来であれば、無である場所に、生を与えられた喜び
その他の生との交流ができることに感謝すべきなのです。

それなのに、身勝手な私達は、
自分の物差しで他の人と比較して色々な感情を抱きます。

確かに、相手や仕事にも問題はあるでしょうが、
そもそもその物差しを決めているのは私達自身なのです。

■3.悩んでる時間がもったいない

仏教の教えになぞらえば、無であるところに生を与えられたうえに、
仕事をさせて頂いていることに感謝し、日々精進すべきなのです。

仕事が辛いのであれば、仕事を辞めて、違う職につけばいいのです。
それもできずに、迷っているのであれば、どちらでもいいのです。
どちらでもいいなら、今の仕事に集中し、一生懸命働くことです。

結論から言うと、迷っている時間がすごくもったいないです。
しかも、迷っている時は気もそぞろ、仕事もはかどらないという最悪の状況です。

自分がもっと能力があると思うのであれば
まずは、目の前のことに能力を発揮すべきです。

■4.まとめ

人間は神様ではないので迷って当然です。
成長の機会に気が付かずに立ち止まって
成長できなくなることが問題なのです。

人は皆、平均的な生き方をするものです。
そこから一歩踏み出すには、自分の中の壁を突破する機会が
必要なのです。
そして、その壁を突破するためには、辛い経験をするものなのです。

私達が、楽しんで仕事ができるように祈っています。

仕事が合わない:弊害と掴める幸福

 

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自分の好きな仕事に就いたつもりが
なぜか全然違う苦手な職に就いてしまった。

実際、やってみると自分に合わないなんてことは
本当に頻繁にあります。

私も、文系で店舗勤務で就職したはずが
偶然が重なって、システムエンジニアの道を歩んできました。
その道は、ものすごく険しいものでした。

その経験から学んだことを少しお話します。

■1.苦手なことは克服するのは時間がかかる

私は、根っからの文系でした。
パソコンも使ったことのないような人間が
いきなりパソコンの前に座って、解るわけありません。

それまでの人生は比較的順調に生きていた私は
パソコンの前に座らされたとたんに
不調の波に曝されることになりました。

しかし、これを克服すれば苦手なことがなくなると思い込み
その業務につき続けることを決意しました。

そもそも、アルゴリズムとか論理的思考より
文系の思想に染まっていた私。

高校から苦手なことを克服しようとしていましたが
やはり、不得手なものを理解するのは相当な時間がかかります。

もし、得意なことを伸ばしていたら
今頃はもっと違う人生があったのではないかと思うばかりです。

苦手なことを克服するためには、人の3倍嫌な思いを体験します。
私は、教えてくれる先輩に恵まれていなかったため
本当に苦労しました。

そして、他人に私はプロです。と言えるまでに10年を要しました。
しかし、10年たってもやはり素質のある人には勝てません。
結局、プロと言えるようになって
得意なことをやりたいとの思いに辿り着きました。

であれば、最初から得意なことをしておけばよかったと
つくづく思います。

■2.苦手を続けて得たもの

苦手意識がなくなり、生きやすくなりました。
論理的思考もピンとくるようになりました。
なので、自分の中ではすごく成長したよい機会になったと思います。

ただ、この間の精神的苦痛は半端なかったです。
先輩に恵まれなかったせいもあり、ストレスだらけでした。

苦手を続けるには、よい先輩に出会い、よい教えを乞うことが
必須だと思います。

私のように、ヒューマンスキルの低い先輩の下に就くと
苦しみが長くなってしまうだけで成長なんてありえません。

そして、そのような環境に長く染まってしまうと
自分が卑屈になってしまいます。

人生で一番大切なものが壊れてしまえば
人生そのものが崩壊してしまいます。

具体的に下記のようなことになる可能性があります。

仕事が合わない
⇒仕事が面白くなく、成長もない
⇒ストレスがたまる
⇒態度や言動がネガティブになって行く
⇒周囲と上手くやれなくなる
⇒さらにストレスがたまる
⇒ストレスのせいで余暇や休日が楽しめない
⇒気分転換ができない
⇒ストレスがたまる

典型的な例ですが、仕事が合わないのに
続けることでこんなことに陥るかもしれません。

■3.自分がポジティブにいられることが大切

今、仕事が合わないと思っている方はたくさんいるかもしれません。
仕事なんて、やりだした当初はできなくて当たり前です。
それをすぐに合わないと切り捨ててしまうのはお勧めしません。

今までの人生で、自分が何が苦手で何が得意かなんて
大体わかっているのではないでしょうか?

そして、これから先の経験でさらに自分の苦手なこと得意なことが
はっきりしてくると思います。

この仕事合わないと思っている原因が、一時の自信喪失なのか
運の悪さなのかきちんと見極めることが大切です。

見極めるヒントは、職場の同僚の雰囲気を見ることです。
ネガティブな職場であれば、今後も好転することは難しいでしょう。
もし、ポジティブな職場であれば、少し頑張ってみてはどうでしょうか?

失敗することは誰でもあります。
それを成功の元と捉えて、叱咤激励してくれるような職場なら
すぐに成長すると思います。

周囲が私達の成長のためと銘打ってストレス発散させるような職場であれば
すぐに転職したほうがみのためです。

一番大切なのは、私達が一番ポジティブな状態でいられることが大切なのです。

仕事で失敗したときの対処法

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仕事で失敗してしまった…
どうしようもなく、落ち込みますよね。

私も新卒すぐのころは物流を止めるという
失敗をしたことがあります。

先輩の視線は痛いし、
もうどうしようもありませんよね。

■1.誰でも失敗はする。

失敗しない人なんていません。
あの人もその人も絶対に失敗はしているのです。
(言わないだけで。)

自分が仕事に慣れてきて、
失敗もしなくなった頃に新人が来ます。
かつて自分がやったような失敗を繰り返すのを見ても
あまりに遠い日の出来事で
自分の失敗を思い出す人はあまりいないです。

そして、失敗した人に冷たい視線を投げかけるのです。

■2.その仕事、理解していますか?

実は、失敗は自分でリカバリーできれば
あまり焦りは感じないものです。
全体を見渡して、取り戻す部分がわかっていれば
自分で判断し取り返せるからです。

私は、誰かに命令された仕事より
自分で全てを管理している仕事が安心して働けていました。
その業務を完璧に理解したうえで作業をしていたということ、
全ての責任が自分にあったため、
失敗しても取り戻す方法を考えることができました。

つまり、失敗に対して過度の後悔を持つより
取り戻す方法を編み出すほうが先決なのです。

■3.周囲の冷たい視線から逃げたいですか?

自分の失敗を自分でリカバリーできない以上、
先輩方の冷たい視線は避けられません。

だって、迷惑かけているんですから当然です。

おそらく、「くそ忙しいときに仕事増やすなよ」と
思われているのかいないのか微妙な感じですよね。
でも、自分で責任はとれないのだから仕方ない。

でも、そんな失敗をケロッと忘れて
何事もなかったように振る舞う強者もいます。

そして、その態度を見ているうちに
周囲も失敗なんて無かったかのようになってしまうのです。

失敗を気にすればするだけ
自分が仕事ができない人間になってしまいます。

ある程度、反省して原因と対策を練ったら
さっさと忘れて、次の機会は失敗しないようにすることが
大切なのです。

■4.失敗を取り戻すの本当の意味

失敗を取り戻すには、
失敗をしてから、長く落ち込まないことです。
気にすればするほど、陰気くさくなります。

要は、次回は成功すればいいだけなんです。
失敗でガタ落ちした信用を取り返そうなんて
張り切っても、エンジンが切れたときに停止します。

一番なのは、素の私たちが向上していくことが
本当の意味での失敗を取り戻したことになるのです。
失敗した自分を超えてもその先の道は長く険しいものです。
たった一度の失敗で諦めるようでは
その先何十回も起こる危機に対応できません。

今、私たちは将来起こる危機を耐える訓練をしているのです。
本当に恥ずかしいくらい失敗を重ねてきた私。
でも、その分学んだことを生かして、このブログを書いてます。

本当に無駄な経験なんてないですよ。
顔をあげて、一番好きな食べ物でもたべなっせ!!

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