仕事で怒りに振り回される時はこだわりを捨てると楽になる

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気持ちがザワザワして、イライラする。
なんでアイツが。と、怒りが止まらない時って
ものすごく辛いですよね。
■1.怒りが止まらない理由

怒りが止まらない時って、身体の状態がかなり影響しているものです。
充分休息を取った時など体の状態がきわめて良好であれば、精神的な余裕が生まれます。

逆に、生理前や疲労が激しい時は体の状態は異常に悪いのですが
それに伴い、精神的にもイライラし続け、余裕のない状態が続きます。
ホルモンバランスの影響も大きいです。

また、極度なこだわりがある人は、そのこだわりが柔軟性を奪い、
周囲を受け入れられない状況に陥っている可能性もあります。

まずは、身体を安定した良い状態に保つ努力を始めてください。
少しずつ精神的に余裕が出てくると思います。

また、自分がこだわりが強すぎると思う人は
自分の考え方を少し変える必要があるでしょう。
■2.客観的に見る訓練を

真面目な人ほど、周りが見えなくなりますよね。
自分のことで精いっぱいで、周囲に配慮する余裕がないもしくは、気が付かない。

こだわりは大切ですが、こだわりを人に押し付けるようになったら
要注意です。

自分だったらこうするのに、なぜあいつはこうしないのか?
自分の意見は聞いてくれないのに、あいつの意見はよく取り入れられる。

なんて、思いありませんか?

他人と比べたところで何も生まれません。
それに、なんらかのバイアスがかかった心理状態でのこういった思いは
過度に思い込んでいる可能性も高いです。

こだわりが強いために、そのルールに背く人は許せないし、
なんだか注意したくなる。

でも、相手が私達のこだわるルールを守らなくても
社会的には何も問題ありません。

それどころか、それに怒りを感じている私達がくだらない人間になってしまいます。
■3.こだわりを捨てると楽になる

では、どうしたらいいのか。

こだわりを捨てることです。

こだわりを捨てて、忘れてしまうのです。
誰が何をしようと、関係ないのです。
そうすれば、何もない状態と同じですから、怒りを覚えることもなくなります。

私達は、自分の作ったこだわりが自分を苦しめる足かせになり
さらに足かせのせいで動きづらくなっているだけなのです。

こだわりを捨てること。
自然に身を任せること。

それが、怒りという苦しみを消すために有効な方法であります。
■4.まとめ

仕事は、体調や機嫌が悪くてもやらなければいけないものです。
であれば、いつも自分をポジティブにしておかなくてはいけません。

自分がどうしたら、ポジティブでいられるかを会得し
コントロールできるようになればすばらしいですね。

謙遜の美徳

以前、上から目線で話す人という記事を書きました。
上から目線で話す人は、往々にして嫌われるものです。

なぜかって?相手が自分をどう思っているかお構いなしに
自分の都合(私は優秀なの。認めてー)という無言の圧力を振りまくからです。

わざとなのかわざとでないのかわかりませんが
自分に自信があればそんなことはしなくてもいいのでまぁ、それなりにできない人でしょうね。

■1.できる人はどんな人?
仕事ができる人は、どんな人でしょうか?
テキパキしてる人?もしくは、人の心をつかむ人?
いろいろあるでしょうが、理想というものは私達が作り上げたものです。

なので理想はあれど、
厳密にいえば、仕事ができるということは、雇い主の希望を叶えてあげられることになります。
それも、皆がもたもたしている間に、あっという間にこなしてくれれば最高です。
もしも、社内にもめ事があれば、即座に解決してくれればもっと嬉しいです。

はきはきして、仕事も早くて、人の心をつかむのが上手いことが仕事ができることではないのです。

はきはきしていると、意見を発言しやすくなります。
仕事を早くこなせると、雇い主の想いを受け止める余裕ができます。
人の心がつかむのが得意であれば、雇い主、お客様の心に寄り添うことができます。

つまり、具体的に上げられるできる人の要素は、後付けであって
「雇い主の想いをくみ取り、それを実現することができる人」が仕事ができる人なのです。

■2.周囲の協力に気が付いているか?

でも、考えても見てください。
私達の立場で、社長の想いをくみ取るなんてちょっと距離がありすぎて難しいですよね。

距離とは、立場の違いからくる価値観の違い、本当に物理的距離もあるかもしれません。
その思いを理解することがちょっと難しいのは、社長もわかっています。

だから、間にたくさんの人を入れて思いが伝わるように指示をしているのです。
私の直属の上司-その上の部長―その上の役員-その上の社長 なんて具合です。

つまり、まともな組織であれば、上司が社長の言いたいことを代弁しているはずなのです。
そして、その上司がいなければ、私たちは社長の想いを正確に受け止めることはさらに難しくなります。

上司がいてくれるから、社長の想いが私達に正確に伝わり
仕事で結果を残し、評価してもらえ、できる人と認識されるのです。

何事も自分一人では、成し遂げられません。
それを知っている人は、周囲に感謝の気持ちを表すことができます。

そして、それができない人は、いつのまにか協力者がいなくなってしまいます。
だって、一緒にいても奪われるだけですからね。

■3.謙遜ができない人は、全てをなくす

自分が周囲に生かされている、周囲が助けてくれていると思えない人は
どうぞ一人で戦い続けてください。

一人は、過酷でさみしいものです。
誰も、手を差し伸べてはくれないのですから。

なぜ、誰も手を差し伸べないのか、
前に周囲が手を差し伸べていた時
上から目線で、そんなことぐらいできますなんて態度をとっていたのではないですか?

そんなことぐらいできますと言ってしまったら、この人は一人でできるのね
と思われた挙句、上から目線で断られたんじゃ誰も声をかけなくなってしまいますよね。

何事も、人と協力すれば、肩の荷もおりて楽しくなるものです。
それができないために一人でこなさなくてはいけなくなってしまうのです。
もし、それが一人でやれないのであれば、仕事を断ることになりますよね。
自分が作った罠で逃げ場を失い、協力もも頼めなくなってしまいます。

謙虚な気持ちを少しでも持って表現できていれば
周囲の協力が得られれば、限界を突破できるものです。

■4.まとめ

謙虚な気持ちを持つことはとても大切です。
人間は、他人とつながっていないと生きてはいけません。
そして、他人と協力することで相乗効果を発揮することができます。

私達は、いくら頭の回転が速くても、謙虚さがなければただの人です。
頑張っていきましょうね。

仕事で何があっても自信を無くすのはやめよう

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私の場合は、自分に自信がないのは常に感じています。
何か問題が発生したら、自分の責任ではないかとすぐに怯えてしまいます。
全部を完璧にこなしたという自信も永久には持てないし
完璧だと言い切れる人は、何をもって完璧だと宣言できるのか不思議に思います。

■1.中途半端な態度が相手を不安にさせる

世の中のことをよく考えてみると、100%正解で完璧だという結果をだすことは
非常にまれであり、難しいものです。

医学・薬学等に関して言えば、限りなく100%に近いものを求められるけれど
やはり100%完璧というものではありません。

例えば、宇宙人がいるかいないかは本当にどちらともいえない話ですし、
がんが治療できない病気かというと、そうは言いきれないですよね。

今は100%正解と教えられることが
今の段階では正しいけれど、もしかしたら未来ではそうはならないかもしれません。

つまり、100%の完璧に正しい、小さいミスも一切ない仕事をすることは
とても難しいことなのです。

ただ、もし相手が、資料を持ってきて
「これで完璧なのか?」と聞いた時に「完璧ではありません」と答えたら
それは、当然差し戻ししますよね。

資料の成果について自分が納得していないのに他人に提出したところで
ただのさぼりだからです。

そんな資料を見せられたほうがたまったもんじゃありません。
その資料を使って説明し、説き伏せることができると思いますか?

「完璧か?」との質問は、「全てのミスをつぶしたか?」ではなく
「その資料を使って、相手を納得させることができるか?」なのです。

その意図を、額面通りの「100%ミスなしか?」と解釈して
「完璧ではありません」とか「ミスがあるかもしれません」なんて言われると
本当に不安で仕方なくなります。

そこは、相手に見せる資料になっているということで「完璧にしたつもりです」と
言い切ることが大切です。

■2.言い切ったもの勝ち

世の中のほとんどの人が迷っています。
常にAとBの間で揺れているのです。
なので、100%これが正しいと確信を得て生きているわけでもないのです。

例えば、何かを決めるときに
この決断が絶対に正しいと確信を得て決意される人はあまりいないのではないでしょうか?
本当にこれでいいのかと少しは思っていると思います。
だけど、そうするしかない、これがベストだ
と思い込んで、前に進んでいる人も多いと思います。

要は、完璧な結論など到底出せやしないんだったら
自分でこれが正しいと言い切って信じて突き進む人が勝つのです。

■3.割合、気合いで押し切っている

自信が持てない気持ちは痛いくらいわかるのですが、
割に、他人は自分は優秀であると気合いで押し切っているものです。

ちょっとぐらいミスしても優秀であると思い込んでいる人は、
一切、気にしないものです。
実際、そういう人の失敗と自信がない人の失敗って、大差ないのです。

ただ、委縮して見えるか、堂々として見えるかの違いだけなのに
他人の評価は、全く異なります。

すなわち、自分は優秀であるという気合いだけで
相手の評価さえも押し切れるものなのです。
■4.まとめ

だからといって、他人に上から目線で話すなどしてはいけませんが
過度に自信がなく振る舞っていると、評価にまで影響しますし
他人の目から見ると、オドオドした人は格好の餌食に見えます

自分が、損しないためにはある程度虚勢を張ることも大切です。

楽しく仕事をして、人生を楽しむために

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仕事が楽しくてたまらない人って世の中にはいます。
仕事にかける情熱も、遊びに出かける情熱もアツアツ状態です。

何がそんなに楽しいのか考えてみました。

■1.目標がはっきりしている

楽しんでいる人は、常に目標を掲げ達成することに喜びを感じています。
そして、自信にあふれています。
目標のためのギスギスした努力ではなく、むしろポジティブに努力をしているようです。

あまり、愚痴は言いません。
それよりも、何がよかったか、何が参考になるかというような話題に食いつく傾向があります。
■2.仕事とプライベートのオンオフがはっきりしている

彼らは、仕事でもプライベートでも目標を立てたがります。
今年の夏は、ヨーロッパへ旅行する
おいしいぬか漬けを作れるようになる等々、本当にプロ顔負けのこだわり方をします。

そして、それを心から楽しんでいるのです。

目標は、かなり高いものを平気で設定し、達成していくのが当然なのです。

仕事で目標を達成し、得た給与でプライベートで豪快に好きなことを追及するのが
彼らの特徴です。

■3.ミーハーである

基本的にミーハーな人が多いと思います。
新しいものが大好きなので、新しい考え方を受け入れるのも得意です。
ただし、自分が納得いかないことは、とことん問い詰めて妥協しない姿勢を持っています。

だけど、誰もそれを嫌っていないのです。
なぜなら、彼らが純粋によいものを作りたいという思いがあふれ出ているからなのです。

■4.人と関わることが好き

彼らは人と関わるのが、極端に好きです。
たわいのない冗談から難しい話まで何でも楽しく話し合い、
時には、さりげなく注意をしたりします。

人と関わることが好きだから、仕事も楽しい。そんなオーラを醸し出しています。
基本的に、仕事を楽しめるのは自分の好きな分野の仕事をしている時ではないでしょうか?
そして、好きな仕事絡みで、人と話すときは楽しくて仕方ないものです。

■5.仕事が好き

その好きな仕事で人を助けたい、社会をよくしたいと真剣に思っている時に
仕事が楽しくてしょうがなくなります。
そして、無駄なストレスを受けていない分、プライベートでの目標もできやすいです。

仕事を楽しむには、その仕事を好きであることが一番大切なのです。
すると、自然と人と関わることが楽しくなってきます。

仕事を好きになるかどうかは、仕事先の人間関係やら環境やら待遇がひどく影響を受けます。
できるだけ、ポジティブな環境で好きな仕事をやり続けることができれば
仕事に対してネガティブにはならなくて済むのです。

人生を楽しむためには、よい環境でよい仕事をすること。
これに尽きると思います。