自分に負けないための考え方

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悩みがどうしても解決できない。
主に自分の不満が主である場合には、自分次第ですぐに解決できます。

自分で自分を納得させられないのは、ちょっと問題です。

■1.自分のわがままに負けない

自分の決断したことに、心から納得していないために
そのような心理に陥っている可能性もあります。

本当は、こんなはずではなかった。
本当は、この程度の人間ではない。とどこかで思っているので
それが繰り返し形を変えて、心に浮かび上がってくるのです。

自分が決めた就職先。自分が決めた進路。
納得がいかないのであれば、自分の思慮と決意が足りなかっただけなのです。
それなのに、不満ばかりで 行動をしないのは、いかがなものでしょうか?

本来であれば、一旦決意したことは、やり遂げるものですし、
もしさらに偉大な計画があるのであれば、今の状況は過程であり
取るに足りないことであることは明白です。

自分の不満を解決できない=自分に負けているのです。

人は、皆我儘なものです。
しかし、その中で上手く自分をコントロールしている人もいます。

不満によるストレスというのは、そのコントロールができていないのです。
不満は、誰にでもあります。
それをため込んで育てるのではなく、
目標を達成する過程であり、気持ちを切り替えてバネにすることができれば
気持ちがもっと楽になるのです。

それを、「自分に負けない」と表現します。

■2.感謝の気持ちを忘れない

今の現状が、目標に対する過程であれば
目標に近づくチャンスをもらっていると思いませんか?

それであれば、着実に感謝の気持ちが湧いてきます。
生きていることも感謝、働けていること、勉強できることへの感謝です。

こう考えていくと、負の感情は、思考のベクトルが内側に向きまくっている時に
溢れだすのでしょうね。

自分の視点を客観的に持つことができれば、明らかに良い感情があふれ出るのです。

自分は、仕事ができない、勉強ができない。誰と比べていますか?
赤ちゃんの頃はもっとできなかったでしょ。

自分と比べる相手は自分であるべきですし、周囲と比べる必要はありません。

人は必要に応じて、私達を周囲と比べますが、それは結果を見ているだけです。
私達は、今、過程を生きているのです。まだまだ逆転できます。
そして、結果は、後からついてきます。

最後に勝てればいいのですから、今は、昨日の自分を超えること
自分に負けないこと、感謝を忘れないことを頭において、前を向きませんか?

■3.客観的に自分を評価すること

自分のベクトルを外に向けて、客観的に自分を評価するように心がけましょう。
もし、失敗したら次は失敗しなければいいのです。

客観的に考えて、
自分がおっちょこちょいであれば、それを認めて対策を練りましょう。

それだけでもずいぶん気持ちが前向きになるものです。

今の状況に変化を起こすには、自分から行動をすることが必要です。
考え方を変化させることであったり、欠点を補うことであったりです。

ついでに、書くと短所を消す努力より、長所を伸ばすことに力を注ぐと
苦痛が少ないです。

長所が、社交的で誰とでも友達になれることであれば
どんどん人脈を広げる

長所が、几帳面であることであれば、他人が苦労しているデータチェックを手伝ってあげる

など、長所を生かして、人を助けてあげれば
短所は、目立たなくなっていくものです。

それに、人を助けれいれば、苦手なことでは他人に助けれもらえるかもしれません。

自分を客観的に評価し、認識することで
できることがどんどん広がります。
■4.まとめ

自分を知ることが最大の戦略であり、さらに自分をどう活かして生きていくかを考えるべきです。

不満をため込んで、一生を終えるか
不満をバネに世界に羽ばたくか

どちらにしろ、私達の選択次第で未来は変わるということを覚えておいてくださいね。

仕事でポイントをおさえて評価が上がる

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仕事でいつまでたっても終わらないし、
全部を自分でやるには恐ろしく手間と時間がかかるものですよね。
その雑な出来上がりに上司空もガミガミ言われたりでつらいものです。
だけど、さっさと仕事を終わらせて評価も高い人っていませんか?
■1.仕事は要領

一番始めに伝えたいのは、仕事は要領よくこなした人が勝ちます。

ウサギとカメの話の話に例えると、
亀のようにコツコツ真面目にやることも大切ですが、
もしウサギがさぼらなければ、ウサギは勝つに決まってます。

仕事は、真面目に要領よく、こなした人が勝ち残るのです。

そして、恐ろしくそれが得意な人も存在するのが世の中です。
■2.全部やる必要はない

私が経験した二人のリーダ-について書きます。

一人目は割にのんびりとしながらも、多くの業務をこなし高い評価を得ているAさん。
二人目は、入社5年で割に完璧主義で二つの業務を並行してこなし、評価はそこまで高くないBさん。

Aさんと仕事をした期間は、とにかくやり易くて、急成長し最高の評価をもらいました。
Bさんとの場合は、すごく仕事がやりづらく、評価も下がり気味でした。

なぜこのような違いを感じたのか?

Aさんは多忙な中、自分がすべき仕事と任せるべき仕事の線引きがあり
任せると決めた仕事については、
大きな目標を伝え、相談、問題が発生した時のフォロー、
結果の確認に参加するのみでした。

それが、私に考える力、動く力、責任をとる力、自立心を成長させたのです。

逆に、Bさんはというと、
人に任せる仕事と自分のすべき仕事の境がなく全ての仕事に全力で参加します。

目標の伝え方もなんだかわかりづらい上に、専門的な分野にまで参加し、
結局、理解できないので理解できるように説明してくれと求めてきました。
なお、そのせいで私もかなりの労力を使いストレスが増えてしまいました。

結果、Bさんの仕事は雪だるま式に増え、仕事が多いと愚痴る状態になり
残業も常にしていたようです。

任せるべき仕事に過度に参加してしまうと
全てを一人でやっているのと変わらないのです。
それに、任せるべき仕事を任せないのは人の仕事を盗んでいるのと同じです。

この比較からもわかるように、
全部を100%完璧に作り上げる必要なんてないのです。

求められている要点だけを完璧につぶしていればそれで問題ないのです。

求められているものがなんなのかは、
相手の志向から読み取ることが前提となります。
■3ポイントだけを抑えよ

ポイントをおさえた仕事ができれば、仕事は本当に楽に進みます。
デレケーションといって、
仕事を人に任せることで効率が数倍になる手法があります。

細かい人が相手であるときは、細かい部分にも注意を払わなければなりませんが
要点だけを知りたい人が相手であれば、
細かい部分に対する配慮は必要ないでしょう。

相手が何を知りたいのか、目的に対して必要なものは何か
そして、自分が行っていることは目標から逸れていないか
を常に確認する必要があります。

上記の例で言いますと、
Bさんが細かい構造まで確認する必要はなかったと考えますし
明らかに、従来の目的から大きくずれて無駄な労力が発生しています。

なにが自分のすべきことなのかをしっかりと認識し、
相手を知りポイントを抑えることで私達も早く帰ることができ、評価も上がるでしょう。
■4.まとめ

一人で全部を完璧に行うのは不可能であり、やれたとしても
雑さが際立つだけでしょう。

なにが一番大切で、
伝えたいことはどういうことで、
求められているものは何かを掴むために
時間をかけたほうが生産性は上がります。

無駄な仕事が減ることを祈っています。

仕事で学歴は壁になるのか

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時折、同僚の出身大学を見て、
T大とかK大とかだとちょっと見る目が変わるのが正直なところです。
一部の会社では、
所属社員のうちOB会なる有名大学の卒業生でグループを作っていたり
卒業生で起業家同士でネットワークを作っていたりするそうです。

■1.学歴は重要なのか

学歴は、社会で重要なのでしょうか?
実際に、今の会社ではT大、K大どころか海外の有名大学出身者もボロボロいますが
業務面で言うと、有名大学だから仕事ができるかというとそういうわけでもありません。重要なのは、自頭の良い人間のほうが目立っている気がします。

学歴は、その人の印象を大きく左右する要素です。
例えば、今は仕事ができなくても何となく有名大学だと将来性があると感じます。
世の中の大半の人間は、そのように感じているのではないでしょうか?
また、成功者が多い大学は、その線で人脈を作っていけるという利点もあります。

■2.コンプレックスは自分の中に

私の場合ですけど、中途半端に迷いながら高校時代を過ごしてしまったので
大学への進学もなんだか中途半端に済ませてしまったという後悔があります。
ものすごく一生懸命に全力を尽くしたという記憶がないのです。
そのためですが、常に後悔が付きまとい、
有名大学に一種のあこがれが残ったままになっています。

そういう自分の実現できなかったものを達成している人をみると
やっぱり尊敬の念を抱かずにはいられません。
これが、自分もそれ以上の学歴を持っていれば全く興味はないのでしょう。

受験というものは、究極の要領の良さを競う場でもあります。
そこで有名大学に入る人というのは、やはりかなりの要領の良さを持っているのです。

社会に出てから、必要なものは自頭のよさですが、自頭がいい人は要領もよいのです。

そして、有名大学には多くの自頭のよい人間が入学している可能性が高いのです。

有名大学だから自頭がいいのではなく、自頭のいい人は、有名大学にいる可能性が高いのです、
■3.結局、重要という結論

そう考えると、チャンスがたくさん舞い込むのは学歴が高い人です。
何度もチャンスがあれば、いつかチャンスをものにできるからです。

チャンスを与えられるかどうかは別として
自頭のよさは、学歴・年齢関係ないものです。

今まで本人のやる気がなかったが、
いったん火が付いたらものすごい頭の良さを発揮しだしたということもあります。

それでも、学歴が重要であることは変わりがありません。
それだけの努力を学歴が高い人はしているものだと思います。

チャンスは、多いに越したことはなく
できるなら今から猛勉強をして大学に入りなおすことも有益であると思います。

学歴関係ないという人は、考えが足りない人です。
学歴は、高ければ高いほうがいいに決まっています。
問題なのは、その高い学歴に甘んじて、心を磨くのを忘れることです。
結局、学歴も自分の夢を叶える手段であるということです。

仕事で苦手な人の意見に耳を傾ける方法

苦手な人とは会話がかみ合わず仕事上の付き合いすら、無理だと感じることがたくさんあります。
自分に合う人ばかりだと、大変うれしいのですがそうもいかないのが会社というものです。
■1.感情に流されてはいけない

まず、苦手な人と話すときは、
私たちの中にすでに警戒心と嫌なことを言われるのではないかというベースができていて
なんでも良くないほうへ受け止めてしまう状態になっています。

普通に話しかけられたとしても、「嫌味ではないか」と決めつけてしまうのです。

これは、正常な自己防衛の反応なのですが
過剰な反応が起こってしまった場合、事態はどんどん悪化の一途をたどります。

大切なのは、どんな人が相手であっても、
その話を聴いて相手が真に伝えたいことを正確に受け止めることです。

それは、自分の感情に振り回されている人間には到底到達することのできないことなのです。

■2.要点を正しく聞き取るために

人によって、コミュニケーション力の高い低いは当然にあります。
もし私たちのコミュニケーション力が高ければ、
その力が低い人に合わせて、彼らが理解できるレベルまで噛み砕いて伝えることができるはずです。
逆もしかりで、彼らの話から要点を聞き出すこともできるはずなのです。

つまりは、私達が目指すべきは、
どんな相手であっても相手に合わせることができ、意思伝達がスムーズにできる域に達することです。

その過程で、苦手意識や怒り、敵対心などの負の感情が前面にでると
コミュニケーションの疎外要因となり、誤解を生み続けることになります。

負の感情をできるだけ抑えるには、
ヒューマンスキルが必要にもなるし、さまざまな経験や知識を持つことが必要になります。

結局は、コミュニケーションが上手くなるためにはテクニックだけでなく、
人格を高め、それが言葉や態度ににじみ出ることが必須なのです。

■3.事実のみに重きを置く

負の感情を受け止めてあげることも大切です。
相手を大切に思うことを伝える方法として、
今まで無視されてきた相手の気持ちを吐き出してもらい、慰めることも必要だと思います。

そのうえで、解決策を提案するほうが相手にも受け入れてもらいやすいのです。

ただし、感情論と事実は異なります。
相手の感情に流されて、こちらも感情的になっては本末転倒です。
限りない争いの火種が生まれます。

相手の感情を受け止めながら、でも相手に飲まれずに冷静に対応することが必要です。
相手を思いやることと相手の思いに同調することは違います。

「あの人ってむかつかない?」
「そう?どこら辺が?」
「あんなところよ」
「君は、あの人のあんなところが嫌いなんだね」という会話でよいのです。

こんな会話の中に、相手のポリシーやルール、許せないことなどが垣間見れるので
ある意味、自分には得になりますよね。

この人と接するときに何に気を付ければよいかわかればそれでいいのです。

苦手苦手と思わずに、自分を高める機会だと思えば
少しは楽になりませんか?

自分が変わる予感がするときに考えなければいけないこと

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私は、今までとは違う。

色々と経験をしてきて、
今いる場所が合わなくなってくる時が来ます。
その時に、自分を次のステージに乗せるために
捨てなければならないものがたくさん出てきます。

■1.ステージ変更の予兆

自分が変わるタイミングって、自分に自信がついた時だったり、
自分が大きく飛躍するときだったりします。

自分に自信がつくと、行動が変わります。
プライドが出てきます。
対人面でも意見を表に出す勇気が出るようになります。

■2.周囲の環境が変わる

今まで、私たちと話が合って居心地がよかった相手でも
私たちと話が合わなくなってきます。
そして、だんだんと疎遠になっていきます。

ここで無理やり留まろうとすると
私たちのステージは上がりません。

おかしなことに、
捨てるべきものを捨てない選択をすると
今までのステージに逆戻りすることになります。

 

■3.勇気をもって進むべき

捨てるべきものは、捨てましょう。
心配しなくても、大丈夫です。
本当に大切なものは、
回りまわって違う形で私たちの元に戻ってきます。

それよりも自然の流れにまかせて
なせばなると気楽に構えていたほうがスムーズにいきます。
ここで勇気をもてない、覚悟ができないのであれば
まだ次のステージにいくべきではありません。
本当にその時が来たら、どんなにあがこうが逃げられないものです。

そして、未練と思いやりは違います。
今まで大切にしてきたものに思いやりや優しさを示すのは当然のことです。
しかし、それと未練とは全く別です。
これがわからずに、混同し混乱する方が多々います。
今日まで宝物で明日かゴミなんて切り替えできる人は、ロボットでしょうね。

どうか飛躍のチャンスを逃さないようにしましようね。

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気配りの達人になるための心構え

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気を使うことに全力をかけている人がたまにいます。
たまに疲れないのかと心配するのですが
彼らは、ボロボロになっても気を使い続けるのです。

■1.気配りは誰のため?

過剰な気配りをする人は、
基本的に、寂しがり屋で見栄っ張りで我儘です。

自分が、円の中心にいるために
何をすべきか、思い通りにするために何をすべきかを
人生をかけて研究しているのです。

もしバランスのとれた人であるなら
過剰な気配りが無駄なことだとわかるはずです。

■2.過剰な気配りは無駄

基本的に他人の気持ちをすべて理解するなんて不可能です。

その前提を忘れて、
こうすれば喜ばれる、ああすれば、助かるはず。
と思い込んで行動するのは極めて世間知らずです。

思い込みで突っ走ることこそ、
究極のミスコミュニケーションです。

■3.気配りの本当の意味

気配りは、
相手を一人の人間として認め、
尊敬し、大切に思っている気持ちを表現するための
コミュニケーション手段です。

自分の思い通りにしたいという下心が見えた時点で
人は去っていきます。
しょせん、自分のためかと、あきれながらです。

本当に相手と上手く仲良くなりたいのであれば
純粋な気持ちがなければいけません。

相手に対して、色んな気持ちを持っているかと思います。
まずは
相手を一人の人間として認め、大切に思っている気持ちを
表現してみませんか?

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