自分らしくあるには、自分を貫く強さを持たなければ

仕事をしていると、自分らしさを忘れがちになります。
でも、おかしいと思うことはおかしいし、納得できないことは絶対にできないものです。
そういう時は、とても困りますね。

■1.納得できないことはしない

嫌悪感を持つような仕事を無理やりやっていると、心が荒みます。
心が荒むと、ストレス過多になります。
そうなると、周囲のささいな言葉をプラスにとらえることができなくなります。

倫理観やモラルを考えるとどうしてもできないことはすべきではありません。
たとえ、生活のためでもです。

モラルや倫理観は自分を形作っている枠のようなものです。
それが崩れてしまえば、自分というものはなくなります。
抑止力がなくなり、暴走します。

これは、世の中のルールではありません。
私達の中のモラルが破られると、軌道修正するのはとても難しいということなのです。
■2.何が大切なのか

生きる上で何が大切なのかとことん考えてみることです。
どんない人間でもモラルは備わっています。
ただ、それがなにを大切に思っているかで違いがあります。

お金を大切に思うのであれば、人に迷惑をかけようが嫌な思いをしようがお金を掴むことが最優先でしょうし、
人を大切に思うのであれば、人が迷惑がることや、嫌がることより人を喜ばせることが最優先になるでしょう。

自分が、何を一番大切にしたいのかで全てが変わります。

お金を大切に思う人の中に、人を大切に思う人がまぎれると
周囲から浮くことは当たり前です。
そういう環境で下手に自分の価値観を表現すると、
叱咤されることになるかもしれません。
■3.プロとしてという理由で

その道のプロは、妥協しないという定説があります。
それも、道を究めるという点では間違いないです。
しかし、それは、あくまで自分が納得をしている場合です。

自分が、納得していない仕事をし続ければ、自分が満足することは永久にありません。
周囲に気を遣いすぎて、納得していない仕事を受け入れているのであれば
その仕事向いていません。

また、別の見方をすれば、自分がまだ見えていない価値観、感性を学ぶためであれば
他人の指示通りに動くことで見えてくる何かを掴みとるチャンスかもしれません。
ただ、それは私達がその人から目に見えない何かを教えてほしいと願っている時でしか
できないことなのです。

考えても見てください。プライベートで
冴えない、やる気なさそうなおじさん、太っていて不潔なおじさん、口ばかりのアバウトおばさんが
いきなりやってきて、はい私が今日からあなたの面倒見るから。と言われたらお断りしてますよね。
それを仕事だからということで、我慢して受け入れているのです。

そりゃ、ストレスもたまるし
そもそも、大半の人が指導者を選んでいないし、尊敬もしていない。
その人から学ぶべきことがあることすら、よくわかっていない。
そこが大きな問題なのです。

■4.まとめ

やはり、自分が納得できない仕事はやるべきではありません。
そして、全ては自発的に行うことが重要なのです。

自分らしさを仕事で消されてしまうぐらいなら
その仕事は私達のすべき仕事ではありません。

それぐらいの覚悟で、仕事に取り組んだほうが振り回されずに済むのではないでしょうか?

仕事の人間関係ではスルー力が大切

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

仕事では、必ず、人間関係が生まれます。
いい人間関係であれば問題ないのですが、
自分がストレスを感じる人間関係は本当に辛いものです。

■1.なんだかな

苦手なタイプってありますよね。
そんな人が近くにきて会話するだけで、なんだか居心地が悪くなってしまい
自分らしさが消えてしまう、そんな経験は誰しもあると思います。

筆者の場合、怒りの感情を露骨に表現する人が大嫌いです。
だって、怒りの感情を表現したって何の得もないじゃないですか。
威厳を保つためとか、馬鹿にされないためとかいう人もいるけれど
怒りを持って人をコントロールしようとすること自体、ばかげていると思っています。

本当に仕事ができて上に立つ人間の物腰は、非常にソフトなものです。
そして、本人自ら反省をし、その人のためにできることをしようと思わせるものです。

だから、怒りを表現してコントロールしようとしていること自体、
軽蔑してしまいますし、なんだか委縮させられて余計な気を遣う羽目になるので
本当に辞めてほしいですね。
■2.自分の都合のいい人ばかりはいない

まぁ、私はどんなに怒りをぶつけられても、自分が納得できないことはしないタイプです。
それなので、良く怒りの矛先を向けられてしまいます。
それも、怒るのは立場が中途半端な中堅の方が多いですね。
自分は仕事ができると自負している人で役職者でない方が特にこの怒りのパターンを持つようです。

私も要領よく、言われた通りにすればいいのに、なぜかできないのです笑
それをやる意味がないことが目に見えているのに
なぜそんなに真剣に取り組まなければいけないのかと芯では思っているのでしょうねw

困ったもんですねw

自分と合わない人って必ずいるものです。
そして、同じ数だけ、自分と合う人もいるものです。

世の中、私達の都合のいい人ばかりいないものです。
■3.だからスルーしちゃえ

自分と合わない人は、適当にスルーしちゃっていいんです。
だって、合わないんだから仕方ないよねw

完全無視は、敵意を抱かせるだろうから、受け止めて流す。

「○○したらいいのになぜしないの?」
「そうですね。~という理由でできないかったんです」
「しなきゃだめよ」
「そうですね。やってみます。ところで…」

と違う話にしちゃうとかさいこう!

とにかく、価値観が違うのであれば何を言われても納得いかないもの。
もし仕事上で、大切なスキルの話をされているのであれば
時期が来れば自分で気が付くことができます。

話を聴いて、それは違うと思うのであればそれでいいと思うのです。
もし、意味のある話であれば、必ずいつか理解できる日が来ると思うから。

慌てず、焦らず、前向きに
満足して、幸せに生きることを一番に考えて、仕事をしてくださいね。

仕事や人生での辛さは自分の糧になる

仕事って、自分の考え方次第で良くも悪くもなります。
でも、一つ言えるのは、
過去の自分が今の自分を支え、今の自分は未来の自分を支えてくれることです。

■1.辛いと思うのは、過去の自分がいないから

生きていると、これ以上辛いことはない、という事態に遭遇します。
でも、それは、”過去の自分が経験した中で”一番つらいだけです。

10代であれば、過去なんて少ししかないので、何か事件があるとかなり辛いでしょう。
20代も、そんなに過去がないでしょうから、ほとんどの人は辛い目に合うでしょう。

でも、30代になると、過去の時間は増えてきます。
段々とあの時のあの事件よりは辛くないと言えるようになってきます。

40、50、60と年代が上がるにしたがって、同じように経験が増えることによって
過去の時間が今の自分を支えているのを強く感じることができるようになるのです。

反対に、辛い思いを体験せずに、50代まで来てしまうと
ちょっとした挫折や事件に耐えられなくなってしまいます。
なぜなら、過去の自分と今の自分の経験が同じだからです。

■2.できるだけ若いうちに

色んな経験をするのは、若いうちのほうがいいというのはそういうことです。
さらに、若いうちは、エネルギーに溢れています。
少々のダメージであれば乗り越える気力も活力もあります。

本当に、涙が枯れるくらい辛い思いをしてください。
その経験が、未来の自分を支えてくれます。

ただね、筆者の場合ですが
その辛さMAXの時代はね、笑えなかったですよ。

人に恵まれていないこと。これが一番辛いです。
自分のことしか考えていない人に囲まれたときは、一目散に退散してくださいね。

■3.乗り越えた時

今は、将来のことなんて全然想像つかないでしょう?
そして、解るのは、今現在自分の置かれている状況や、辛い気持ち、悲しい気持ちだけですよね。

でもね、私なりに辛い思いをしまくった経験を踏まえてはなすと
自分次第でその場から立ち去れるということ、
そして、辛い思いをした分、強くなっているということです。

今はわからないかもしれないけれど
いつかその経験は、私達を助けれくれます。

全ては、自分次第です。
決して、逃げられないわけではないですよ。私達が逃げないだけです。
そして、その決断をするのは、私達です。

乗り越えたときに、より強くなった自分が待っています。

仕事で落ち込まない方法

仕事で落ち込むことはかなりの頻度であります。
最近、筆者はたいていのことでは落ち込むことは無くなりました。

■1.なぜ落ち込まないのか

もちろん以前は、かなりの頻度で落ち込んだものです。
そして、長く浮上できなかったこともありました。

周りの人と距離を置き、自身の混乱を治めるので精一杯でした。

でも、就職後12年を迎える今、たいていのことでは落ち込まなくなりました。
なぜでしょう?

おそらく、今まで色々な経験をし、底を見てきたからではないかと思います。

■2.経験がものを言う

就職してから、色んな辛い目に合いました。
さすがに死にたいとまでは思いませんでしたが、
今までのプライドや価値観を崩壊させるような出来事で随分苦しめられました。

それに比べると、今の状況はとても希望が持てる状況だと思っているからです。
執拗にせめ続ける上司に2回ほど遭遇し、1回目は周囲がほとんど敵であるという状況で
その方々に受けた苦しみに比べれば、全然辛くないのです。

ただ、落ち込んでいるはずなのに、さほど落ち込んでいないという状況は
周囲を混乱させるらしく、ちょっと色んな情報が集まってきてしまいびっくりしています。

突然に、隣の人が「仲間外れにしてないからね。」と宣言しに来たりw
心配して「どうしてアドバイスを受け入れてくれないの?私に怒っている?」と訴えてきたり。

さらには「そのプライドの高さが失敗の原因。治さないと、モンスターペアレントになるよ」
などと、ちょっと「それは違うよね。」と言いたくなるものアドバイスなどされてます(苦笑
「そうだよね。とアドバイスには返すものの受け止めてない」等言われまくってます。
本音としては、「いやね、私は単に失敗しただけ」です。
そして、「自己分析している途中です。アドバイスは、受け取ったけど、消化できていない」だけです。
確かに消化できていない自分に腹が立つけれど、それだけなんですw

筆者的には単にこれだけしか考えておらず…
失敗したことは、確かに反省すべきですけど、それ以上でもなくそれ以下でもなく。

逆に、色んな人の人間性を垣間見て、そんな風に考えてるんだ と眺めている次第です。
■3.結局

経験が重なってくると、とにもかくにも強くなっていきます。
若いうちは、何度も落ち込んでも構わないと思います。
落ち込んで落ち込んで、それでも落ち込んで、底を見たほうが強くなれます。

逆に、何も落ち込まずに、順調な人生だと、人生の中盤以降の出来事に耐えられなくなります。
これから、親の病気、配偶者の病気、万が一 身近な誰かが死ぬことも起こります。
それと同時に、上司からパワハラだって受けるかもしれないし、部下からのパワハラかもしれない。
仕事をリストラされるかもしれない。

その時、きっと人生の底をみます。
でも、今までの経験が自分を助けてくれるのです。

だから、今の経験はきっと役に立つ。

私達は、過去の自分に支えられて生きるものです。
そして、未来の自分を支えるのは今の自分なのです。

頑張っていきましょうね。

仕事での自信の作り方

悩みって尽きないですよね。
本当に次から次へと浮かんでは消えていきます。

仕事でいい意味で悩んでいるなら、解決もできますが
根本的なところで悩んでいるのであれば、解決は難しそうです。
■1.悩みの種類

悩みもざまざまあると思いますが、一番大切なのは、
悩みの根本にある原因が自分の意志で変えられることであるかどうか
見極めることです。

例えば、自分の努力の割に成果が出ない仕事があるとします。
単にやり方を間違っているのか、本当に仕事が向いていないのかで
対応が異なります。

・やり方を間違っているのであれば、やり方を変える

・仕事に向いていないのであれば、仕事を変える

簡単に書きましたが、これを見極めるのは相当に難しいです。
仕事に向いているかどうかなんて、何年も仕事をしないとわかりませんし
多くの人は、自分の好きな仕事には就いていないのです。
重ねて、好きな仕事=その分野での才能がある ではありません。
そして、運よく好きな仕事に就いた方は悩むものです。
その仕事の辛さや上手くいかないことがあると、
この仕事、向いていないのではないかと思うこともあるでしょう。

筆者も落ち込んだ時は、そう考えてしまうので気持ちはわかります。
そこで気持ちを切り替えられるかどうかが分かれ目です。

本当に好きな仕事だったり、目標が期限を決めて明確にされている場合、
「こんなことで落ち込んでいる暇はない」はずです。

気持ちを切り替えて、前に進むことだけがやるべきことなのです。

それができないのであれば、その仕事は本当に向いていない仕事になってしまいます。

■2.思い込みによる暗示

最初から興味のない仕事だったりすると目標もないために、
少しの出来事で嫌になり、悩みとなってしまいます。
また、過剰な上司からの叱責を耐える理由もないため
自分がなぜここまで言われるのかと過剰な不満を持ちやすくなります。

この仕事、向いていないと私達が強く思ってしまうことで、
不安はどんどん現実になっていきます。

本当は、やる気にさせる環境さえあれば、私達の能力は開花するかもしれないのに、
良くないことが重なって、向いていないと自分で勝手に判断しているのかもしれません。

思い込みは、非常に素晴らしく
自分ができると思えばできるし、自分ができないと思えばできないのです。

■3.自分を信じる

一番の原因は 自分はできる と自分が心から信じていないことです。
自分が、自分は才能があり、できる人間なんだ と信じる根拠がないことが原因で
自分に対して、自信が持てないのです。

一番身近にいる自分が、自分を信じていないのであれば
いくら頑張っても無駄なのです。

自分ができると自分が納得し、自分を信じることが、根性ややる気の根源です。

自分が、自分を信じなければ、誰が自分を信じますか?

新入社員がどんなことでも全力を尽くさなければいけない理由は、
未来の自分が崩れ落ちそうな時に支えてくれるのは、過去の自分だけだからです。

自分を納得させるのも自分。自分を不安にさせるのも自分。

自分を信じること。忘れないでください。

仕事が楽しくない人が楽しくなるためにすべきこと

 

仕事が楽しくないというのは、人生での大打撃です。
事実、自分の苦手な仕事についてしまうと
表面上はいくら取り繕っても、本質的な部分で拒否感情が動き出します。

苦手だけど、頑張ろうと思っていても、
どんなに前向きに考えたふりをしていても、自分はごまかせないのです
■1.原因は

苦手な分野を仕事にすると、面白くない内容の業務が続きます。
できるかできないかではなく、面白くないのです。
わくわくしない、やる気が起きない。その理由は、仕事が面白いと思えない。
たとえ、面白いと思える瞬間があってもそれは蜃気楼のように消えてしまい、
後は、何かしら気持ちの悪い感情が続きます。
一言でいうと、悪い意味のストレスです。

どんなに合う仕事でも、ストレスは感じるものです。
しかし、ストレスには、いい意味のストレスと悪い意味のストレスがあるのです。
いい意味のストレスは、適度な負荷が自分を成長させてくれるばねになるものです。
悪い意味のストレスは、自分に自信を無くさせ、無力にさせ、どんどん悪いほうへ
と自分を導いていきます。

そもそも、仕事が合わないというだけのことで
人生の他の要素での幸福感まで奪われてしまうのです。

■2.何がしたい

学生のうちに自分の向き不向きを自分が把握しておくことは重要です。
そして、もう一つ言えば、
学歴が高ければ高いほど、仕事の選択肢は広がるものです。
学歴だけでなく、頭もよろしければ、もっともっと選択肢は広がります。

しかし、大半の方はそんなに選択肢は広くないのが現実でしょう。
自分に向いている仕事につけている人は、働いている人の2割程度しかいないのではないでしょうか?

楽しく人生を充実して生きるために何をしたらいいのか。を考える前に
そもそも大半の時間を費やしている仕事で本当に自分が満足して働いているか考えてみたほうがよいでしょう。

■3.楽しめるように

今まで、本当に自分に合わない仕事をしていた筆者ですが
やはり言葉ではいえないくらい辛かったですね。
その分野において査定で最高評価を頂いても、
根本的にストレスフルだったということは何も変わりませんでした。

現在、職種を変えてみたところ、かなりストレスが減り、
今までより楽しく仕事を熟し、仕事が楽しいから積極的になり
高い評価を頂いています。

人生を楽しんで充実させるためには、
自分の努力ではどうにもならないことを受け止めることも大切です。

そして、日々の一つ一つに全力を尽くし
自分が納得できる結果を積み重ねることで自信を培うのです。

そこで、何かをすり減らしながら頑張ることも若い時には必要です。
しかし、自分の成長はその環境にふさわしい場所でなければ
何年たとうが、何かに我慢をし、自分をすり減らすような仕事の仕方しかできないものです。

人生で、仕事だけをしたいのであれば、それでよいのですが
私は、人生を楽しみながら充実して生きていきたいと考えています。

もし、人生を楽しみたいと思うのであれば、仕事に執着するのはやめましょう。
もっと大切な何かに目を向けてみてはいかがでしょうか?

仕事での疲れを回復するため食べ物

疲れると、集中力がなくなり、体は休息を求めるため 仕事どころではなくなります。 仕事中にいったん休憩なんて毛頭できず、ほとんどの人が体にムチ打って 仕事を続けますよね。
そうなると、黙っていないのが、私達の心。
イライラを加速させ、ちょっとしたことでも癇に障るようになります。
疲労回復のために何をしたらいいか。と悩む方も多いですよね。

ただちに疲労を回復するには、休息をとるか、気分転換をするかということがあげられますが、 長期的に疲労知らずになりたいのであれば、食事や運動などの日常的なことに 気を配ることも大切です。 今回は、食事の面から考えてみましょう。

■1.疲労回復成分について

今回参考にするのは、食材辞典という本です。

ソラマメ…ビタミンB1 、B2が多く含まれ、エネルギー代謝を加速
ししとうがらし…ビタミンCが豊富
シジミ…オルニチンで疲労感の軽減
カキ…グリコーゲンで疲労回復
ぶどう…ブドウ果糖が豊富なため疲労回復効果あり

なるほど。ざっとあげただけでもこれだけあります。
栄養系の本を読んでいると、結局いつもまんべんなく食べることが大事なのだと実感します。

ただ、私達の体って毎日同じ状態ではないですよね。
目を酷使した日があったり、足を酷使した日があったり、その日その日でコンディションって違います。
自分の状態を正しく把握し、その時に必要な栄養素を的確に吸収することができれば
自分を常に最高の状態に置くことができます。

どの食材がどんな栄養素にたけているかを知ることで
いつどんな形でその食材を摂取するのかを考えていくいい機会かもしれません。

いつもイライラしている人、いつもだるい人
そんな人は積極的に食材について勉強し、理想の自分を作り出しましょう!

苦手な人に振り回されないための考え方を教えてくれる書籍紹介

毎日会うのに、苦手なあの人。
できれば、私の世界から消えてなくなってくれればいいのに。と考える自分が
嫌いで嫌いで、辛くてたまらない。なんてこと人生では何回もあります。

相手は特にこちらを意識しているわけではないのに、
相手のやることなすこと癇に障るし、それなのにじっと監視してしまう。
なんだか、嫌いと言いつつ、ずっと見てしまう。
そんなことよくあります。

この本を参考にしながら、どうしたら楽になれるのか一緒に考えてみましょう。

 

■1.嫌いな人は、過去に自分が捨てた自分とそっくり

筆者は、嫌いな人というのは、
過去に自分がさまざまな理由で、こうなってはいけないと思い込んで
捨て去った自分に似ているから、嫌いになるのだと説きます。

例えば、偉そうにしゃべったことで皆から嫌われた経験を持っていれば
偉そうにしゃべると嫌われるから、偉そうにしゃべってはいけないと学習したとします。
大人になって偉そうにしゃべる人が現れ、それでもみんなとうまくやっている姿を見ると、心がどうしてうまくやれるのか、私はきっちり罰を受けて、偉そうにならないように気を付けて生きてきたのに、なんであいつだけ許されるんだ!と大暴れするそうです。

だから、筆者は教えてくれます。
君も偉そうに話してもいいんだよ、と。
あの人のようになってもいいんだよ、と。

ほろっときます。人によっては、ぼろぼろとくるかもしれません。
自分で自分を嫌うということ、自分で禁止事項を作ってしまう。
人間のアイデンテティ、自分を形作っている過程でできてしまった禁止やルールによって周囲の人間を許すことができない。

他人を見ているようで、実は自分を投影しているのです。
自分を抱きしめたいと、慈しみたいと強く思えるようになります。

本を読んだ後、ちょっぴり温かい気分になって、気持ちも晴れるのは
筆者の人となりによるところが多いでしょう。

人間関係に疲れて、悩んだときにどうしたらいいか解決策を教えてくれる本です。

メンタルを強くするためにできることを教えてくれる書籍紹介

精神的に強くなりたいですよね。
そうすれば、どんなに楽になることか。と思う人はたくさんいます。

例えば、テニスの錦織圭は、世界のTOP達と戦うとき不安はないのでしょうか?
絶対不安はありますよね。世界で戦う選手にとって、メンタルはとても重要です。

実力はありながら、結果が出せない選手をたくさん見かけませんか?
たった一瞬、精神の弱い面が出てしまったが故に、金メダルを逃す。
そんな可能性に押しつぶされないように、トップの選手たちは、メンタルを強くする訓練をしています。

そして、その訓練は私達の日常にも応用できるものばかりです。
ポジティブエネルギー、姿勢、モチベーション、イメージ、運動、食事、呼吸、
ユーモア、癖、ストレス
さまざまな要素から、最高の私達を作り上げるためにすべきことを丁寧に説明しています。

この本の内から紐解く最高の自分を保ち、最高の結果を出すことについて
考えてみましょう。

■1.望むときにいつでもベストな自分でいられる方法

この本によると、怒りなどのネガティブな心理は、全ての行動へ密接に影響を与えるそうです。著者は、行動の質が心理状態によって著しく左右されると説きます。
怒りなどで支配された心理状態では複雑な問題を解決することが難しいのは周知のとおりであり、感情をいかにコントロールし、望むときにいつでもベストな自分を作り出せる方法が、メンタルタフネスであると説きます。

なるほどーの一言です。
私達の問題のほとんどは、出来事ではなくそれに反応する心理が原因ですよね。

別に機械的になれと言っているのではなく、
ある程度感情をコントロールできるようになれば、
仕事をする上では本当に優秀人材になれます。

ヒステリックに叫ぶ部下をするっとかわし、たしなめることや
上から目線でしゃべる人にも冷静にちくりと釘をさせる
なにより、自分がため込まなくて済む

感情が悪いわけではないですが、感情に支配されて
相手の一言一言に反応してしまうのは、疲れ果ててしまいます。
そのうち、相手に苦手意識を抱きだし、胃痛の原因になんてことになったらたまりません。

自分のメンタルを鍛えることで、苦手なものを克服でき一皮むければ
これ以上のことはありません。

この本を読んで、原理原則を知ることで少しでも行動を変化させることができれば
辛いという気持ちから何とかしよう・何とかできるという気持ちに変わっていくことでしょう。

ぜひ、強くなりたい私達に読んでほしい一冊です。

 

限界まで頑張らなくてもポイントを見極れば評価される

 

仕事を一人でやろうとする完璧主義者は嫌いです。
ある程度、自分で区切って人を信じて仕事を任せることをしない人は100%仕事はできません。
実際、全部の工程を一人でやろうとおもえば、大体のことはできるようになるものです。

それをやったが最後、できる人に仕事をさせるといって、どんどん仕事が舞い込み出します。
すると、残業やら余計な仕事やらで回らなくなってしまうのです。
■1.全てを一人で背負うのは無理

結局は、これなんですよね。
対応できる範囲が広ければ広いほど、忙しくなります。
そして、うすーい知識と対応が繰り返されます。
自分が、この分野は集中して取り組むという仕切りをしないと、
仕事の割に成果が得られないという結果になります。

もちろん、新入社員や入ってきたばかりの人が
仕事を選んではいけません。何でも貪欲に取り組むべきです。

ある程度の流れを知った後に、上司にお願いをするのです。
この部分を中心に担当したいのです。と。

それまでの働きをちゃんと見ていれば、快く受け入れてもらえると思いますよ。
■2.どこまで責任を持つか

上記で説明したように、
全てに責任を持ち、自分が動いて最高の成果を出すというのはスーパーマンですら難しいと思います。

創業期の範囲の狭い仕事であれば、可能かもしれませんが
今の出来上がった会社では、一人で回すのは至難の業かもしれません。

完璧を目指すのであれば、自分の得意な範囲を担当して
他は他人に任せるべきです。
そして、狭く深くを極めたほうが評価は上がります。

ちなみに再度書いておきますが、新入社員や入ってきたばかりの人は
仕事を選んではいけません。何でも貪欲に取り組むべきです。
何も知らないはずなのに知ったかぶりして仕事をえり好みする人は
年齢が上であれ、個人的には大嫌いです。
■3.やろうと思えばすべてできる

自分がやってみて思うのですが、やろうと思えば大概のことは可能です。
ただ、成果を出すには範囲を特定し、集中して対応することで労力を少なくすることが必要です。
それをせずに、全体をカバーしようとすることは、全体を薄く対応しているに過ぎません。

それは、要点を知ることにも似ていて、
全体全てが重要なのではなく、ポイントを抑えることが大切だということです。
全体のできは大差ないとしたら、ここだけは外してほしくないというポイントさえ押さえておけば
評価されるのですから、全体にかける労力は必要なくなります。

その余ったパワーを、他のプライベートの重要なことに費やすのはいかがでしょうか?
無駄なエネルギーと使わない、限界まで頑張らないことも
仕事では必要なのではないでしょうか?