色々仕事をしていて、あちゃー、失敗したと思うことは多々あるけれど
これで完璧だと感じたことってありますか?
少なくとも、いい仕事をしたという達成感はあっても
完璧だと思う仕事ってなかなかできないですよね。
■1.完璧って何?
そもそも完璧ってなんでしょうか?
テスト問題みたいに、答えは一つであれば、完璧=100点です。
しかし、テストではない、仕事において完璧とはなんでしょう?
事務系だと、ミスなく仕事をすることでしょうか?
営業だと、ノルマを達成することでしょうか?
一言一句間違えずに、お客様に案内をする、
もしくは書類を間違えずに確実に送付することでしょうか?
それは、コンピューターであればかなえられる完璧です。
間違えてはいけないのであればコンピューターに対応させればいいのです。
なぜ、そこをあえて人間に対応させているのでしょうか?
■2.最善を尽くすこと
人間であれば、間違いは起こります。
それをあえて人間に対応させているのは、人間味が欲しいからではないでしょうか?
その中で、その人間が最善を尽くしてもなお、起こる間違いに対しては
致し方ないのです。
問題は、その最善を尽くしたということが個々それぞれ基準が違うから
苛立ちが生まれるのです。
なぜこんな簡単なことができないのか?
それは本人にとっては簡単ではないから。 それだけなのです。
本人は、その本人の認識の範囲で最善を尽くしているのです。
世の中、尊敬すべき人は本当に数えるほどしかいません。
当然、普通に会社に勤めている役職者がその器を備えてはいないことがほとんどです。
そして、人を育てるということに興味を持たない人が大多数です。
すなわち、周囲に何かを期待することは間違っています。
私達は、常に自分の思うベストは尽くしています。
だけど、自分の認識の外に目を向ければ、もっといい答えが浮かぶかもしれません。
そこに目を向けるためには、他人からの助言や自分のひらめきも必要なのです。
■3.落ち込むなかれ
何が正しくて、何が間違っているのか 答えなんてありません。
ただ、全力を尽くすことが大切です。
もし、ミスしたかもしれないということでひどく気に病むようだったら
上司に確認してもいいですよね。
(起こっていない心配の種を相談しても相手にしてもらえなさそうですが)
とにかく、自分が正しいと思うことをはっきり口に出して表現することは
とても大切です。
周囲は、私達のことなんて全然わかっていないのですからね。
完璧は、心の中にしかない幻想です。