苦手な人に思いやりが伝わる三つの鉄則

 

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性格について
意識が外に向いている人と内に向いている人がいます。

外に意識が向いている人は、静かに考えることが苦手な傾向があります。
内に意識が向いている人は、外からの刺激に振り回される傾向があります。

私は、後者なので
外に意識が向いている、かつ せっかちなタイプの方とは合いません。
矢継ぎ早にあれこれ提案をしてくださるのはいいのですが
私が考えを固めている時間さえ待ってくれない、認めてはくれず
話していると、疲れ果ててしまいます。

1.皆、自分のペースを保ちたい

人は、誰でも自分のペースを保ちたいものです。
なにか重大な決断をする際は、なおさらです。
自分のペースを保てないことはかなりのストレスになります。

私は、私の思いをよく知らないのに、
数多く色んな提案をされ続けたことがあります。
そして、私の思いとは違う提案なので断り続けたことがあります。

その人は、自分の好意を断られたと勘違いをして大騒ぎし、
どうやら自分の思い通りに事が運ばないことに腹を立てたようで
周囲に泣きつきました。
そして、私が責められる立場になりました。
こんなに思いやっているのに私がわかってくれないとかなんとか。

2.本当に相手のために動いているのか

その人が大騒ぎする理由はただ一つです。
提案が私のためと言いながら、自分のための提案だったんでしょうね。
こんなにしてあげる自分を認めさせたかったのでしょう。

そうでなければ、私に一言聞くはずです。
「あなたはどうしたい?
あなたの考えが固まったら、できることはするから遠慮なくいってね」と。

3.押し付けない

人の気持ちは、ノックして反応がないからと言って
さらにノックし続けるべきものでもないし
こじ開けるなんてもってのほかです。

離れたところから、相手の心情を思い、静かに気持ちを見守るということが
相手を認めているというサインになります。

どんなに優れた内面を持っていても
伝え方が悪いがゆえに相手に伝わらなくては意味がありません。

外を向きがちな人は、内省する時間を増やし、
内を向きがちな人は、周囲の人の気持ちを考える時間を増やすだけで
伝え方も少しは上手くなります。

鉄則は、相手のペースを守ること

相手を尊重すること

相手に押し付けないこと。

コミュニケーション力を高めて
成功者の階段を上りましょう!