誰にでも苦手な人、好きになれない人はいるものです。
プライベートなら仲良くしなければいいのですが
仕事となると避けるのは難しいものです。
私も”かなり苦手なタイプ”と仕事をした時は
仕事をやめようかと真剣に考えるほど辛かったです。
■1.なぜ苦手なのか?
人は、自分のルールを持っているものです。
そのルールを平気で破ってくるような人間に嫌悪感を抱くものです。
ルールといっても人それぞれ違いがあります。
例えば、身だしなみにおいて
「きちんとしなければ、皆に嫌われる」という経験から学んだルールを
持っていればだらしない人間に嫌悪感を抱くわけです。
しかし、周囲の人は、私達のルールを共有しているわけではないので
身だしなみがだらしない人でも仲良くできたりします。
そこで、私たちはどうしてだらしないのに皆が受け入れるのか
理解できずに苦しむことになります。
実は、苦手な人とは、
私達がしてはいけないと思い込んでいる行為を
平気で行うことで私達の独自のルールを犯しているから、
無性に腹が立つのです。
■2.善悪はない
私達のルールを犯しているから、悪人であるとはなりません。
身だしなみがだらしないというのは主観であって
それが誰に迷惑をかけているわけでもないのです。
私達がこれまでの経験から、学んだルールは
おそらく多くが独自のルールであってそれを破ったからと言って
罰を受けることはないのです。
つまり、だらしなくてもいいんです。
実は、苦手な人というのは、
自分が悪だと思い込んで封印した自分の姿なのです。
■3.苦手な人を認めよう
苦手だと思っていると、テレパシーなのか相手には伝わります。
そして、犬猿の仲になっていきます。
苦手な人を好きになるのは難しいでしょう。
だけど、相手を人として認めているふりはできます。
人は、自分を認めてくれる人を認める傾向があります。
こちらから、相手を認めたふりをしていると
いつのまにか相手もそれを返してくれるようになります。
まずそこからが第一歩です。
■4.挨拶はすべての始まり
誰でも、挨拶からコミュニケーションが始まります。
大きな声で、元気よく挨拶されると元気が伝染します。
そして、相手を認めていると伝えるためには
名前を呼んでしっかりとあいさつすることです。
その際に、ちょっとした一言を添えれば完璧です。
例えば、
「Aさん。おはようございます。昨日の議事録助かりました」などですね。
それを繰り返していくと、相手が段々と近づいてくるのを
感じるようになると思います。
苦手な人がいないことに越したことはないですが
人生にはいろんな人が登場してきます。
自分が強くなって、乗り越えていくことが大切です。
人生でのレベル上げ、頑張っていきまっしょう!
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