仕事をする中でコミュニケーション力が必要であることは以前紹介しました。
参照記事⇒仕事であなたを助けてくれる一番の力
コミュニケーション力は、人とつながるだけでなく
自分の不満を解消してくれ、さらに成長を促してくれる素敵な力です。
周囲とのコミュニケーションの深め方について
考えてみましょう
■1.コミュニケーションの第二歩目は思いやりの言葉
コミュニケーションの最初の一歩は、感じのいい挨拶から始まります。
参照記事⇒コミュニケーションの第一歩は挨拶から
しかし、いつまでも挨拶だけしていればいいというわけではありません。
挨拶のあとに、相手を思いやる言葉をかけることも大事です。
ただし、相手のツボにはまる言葉でないと受け入れてもらえませんから
そこは、注意が必要です。
例えば、仕事一筋の人に、服装を褒めても話は続かないものです。
いつもの相手と比べて、顔色が悪い場合「顔色悪いけど大丈夫?」と
声をかけることも効果的です。
常日頃から、周囲の人に目を向け何が相手の興味を引くのかを
予想しておくことも大切です。
何回か予想しては試しを繰り返していると、
段々見えてくる相手の姿もあると思います。
私はセミナー後で自分が疲れたを感じたときに、
一緒に参加していた方に「疲れましたね」と声をかけただけで
会話が弾みたった10分で距離がぐっと近くなれました。
ただし、仲良くなるには初期段階である程度の距離を縮めておかないと
時間がたってからリカバリをするのは難しくなることを覚えておいて下さい。
とにかく、だんまりだけは避けるようにお願いしますね。
■2.相手に無理強いさせない
相手を無理やり変えようとしないことです。
相手を変えることは、相手を認めていないという意思表示になります。
相手には相手の意志やスキルがあります。
長所も短所もあります。
長所を最大限生かすことが大切なのであって
短所を突き詰めることは相手を追い詰めることになります。
相手を追い詰めると、相手は私たちに嫌悪感を抱きます。
その嫌悪感は、簡単には消えることはなく
目の前のことは上手くいったように見えるのですが
また違う場面で、嫌悪感が原因でトラブルや対立を生み出すことになります。
相手を認めて、相手を最大限思いやって言葉を選ぶ。
ヒューマンスキルや包容力、EQといわれるものが言葉になって伝わることで
相手との距離が縮まり、相手がファンになってくれるのです。
建前の言葉は相手から嫌われるだけなので
使わないようにしてくださいね。