育休明けのジレンマ:プライドはどこに持っていくべきか?

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働く女子のジレンマ。

子供も大事で仕事も大事。

現実は、妊娠しておなかが大きくなると休まざるを得ない、
働きたいという気持ちとは裏腹に体がついていかなくなる日々。

妊娠なんて平気で普通に働いたよ
という人もいれば、
体がきつくてどうにもならなかったという人もいたり
千差万別。

復帰しても、ブランクが邪魔をして
仕事に対するプライドも捨て、我慢せざるを得ないことが多々ある。

気を遣いまくりながら、嫌味を言われたり、励まされたり
子供が熱をだしたりしながら 元の大好きな仕事に戻れる日を夢見ているママたち。

本当のプライドって
あいつに負けない!とか こいつにアー言われたとかで汚されるものではないし
あなたがそれにつられて品格を落とすことなんてない。

自分が選択したことを守るために
必死に仕事に家事に奮闘していること自体を誇りにすべき。

あなたは、素晴らしい。 それを誰にも汚すことはできない。
勇気をもって、自分らしく復帰してほしい。

会社で前向きに働くためのひとつの考え方

会社は雇い主の仕事を形にできる人が集められていることは
以前お話ししました。
会社は雇い主の仕事を形にできる人が集められている

そう考えると会社で必要なのは
どんな人にも対応でき、上手くやる力です。
さまざまな背景の人が集まる会社で
人をまとめ、一つのものを作り上げる力です。

そもそも、性格もさまざまなのは当然ですが
仕事の仕方や判断基準さえさまざまなのです。
当然にまとまるわけのない社員をまとめることが至難の業。
簡単にまとまるわけがありませんよね。

私たちが不満を感じているということは会社の力不足であり、
このチームをまとめる管理者の能力不足が原因なのです。

私たちも多少の不満があっても文句は言いません。
自分のやった仕事に対する対価が得られていないから悩むのです。

対価は、給与であったり、社長の思いやりの言葉だったり
お客様の笑顔だったり、色々ありますが
努力に対して報われないということが一番の原因なのです。
そして、その不満に気が付かずにいる管理者の能力不足なのです。

しかし、私たちが本当に仕事ができる人間であれば、
管理者が能力不足であることを認識したうえで
管理者の欠点を承知しながら、それを補うような仕事をします。

そういう人が出世をしていくのです。
人のあり方は千差万別。
そこにこだわるよりは、いっそ笑顔で利用してみませんか?

幸せに働くために必要な一つのこと

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 幸せに働くために必要なのはなんでしょうか?
私は、働く目標の有無にあると感じます。
目標はなんでもいいんです。

給与で1千万貯める
カフェを開くために業務内容を知る
子供になにかを買ってあげる
無遅刻・無欠勤を続けること   など。

大事なのは、
自分自身が心から納得できる目標であるということです。
不満があるのは、納得して働いていないからなのです。

その目標のために具体的なゴールを設定しておくこと。
そして、大きな目標にたどり着く過程に
小さな目標を何度も組み込むことで達成する喜びが自信になります。
現状で多少の嫌なことがあっても
大きな目標の中の小さな出来事に見えてきます。

達成した暁には、なんであんなことで苦しんでたんだ?と 思えます。
私は育休中に、資格を6つ取ったのですが
この考え方で全部合格できました。

自分を見つめなおし、何が一番の目標なのか
働く理由はなんなのか考えてみましょう、

上から目線で話す人を攻略する唯一の方法

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

人は、誰でもプライドがあります。
行動するうえでのポリシーとそれに対する誇りです。

それをいとも簡単に冒涜されると
私たちは、その尊厳とでもいうべきプライドを守るために
怒り、戦いの姿勢に入ります。

戦いは、私たちを疲弊させ、いくら戦っても(内面での戦い)
相手に伝わることはないためにフラストレーションとなります。
会いたくない、会いたくないと念仏のように願い続けます。

ところが、別の人から同じことを言われると
わりに気分よく受け入れちゃう自分いませんか?

この違いってなんでしょうか?

■1.叱る、注意をするには相応のコミュニケーションスキルが必要!

上から目線で話すというのは、コミュニケーションの中で
あまりよくない行為です。

例えば、上から目線の代表格の”叱る”、”注意する”があります。
叱ったり注意することは、伝え方を間違えると人格の否定につながります。
仕事で、叱ることはしてはいけません。
あくまで注意する、アドバイスするにとどめるべきなのです。

そして、もしアドバイスや注意をするのであれば
関係性が構築されていることが大前提にあります。
そして、同等級の社員同士で行うべきことではありません。

■2.上から目線で話す人は、コミュニケーション下手

ただのアドバイスも
Aさんは、こういう性格だからこういう伝え方で
Bさんには、こういう伝え方でいくと上手く聞いてくれるという
確信があっての狙い撃ち戦略が必要なのです。

相手が何を大切にしているかも知らないうちに何の権利もない人から
自分勝手に上から目線で言いたい放題言われるから負担になるのです。
そして、上からしか話せない人はおそらく、
他の人とも関係性の構築ができない人なのです。

 

■3.ゲーム感覚で相手をモンスターと思えば気が楽に。

もちろん逆もしかりで相手の性格を見極めて
口ではこういっているけど、根本にはこういう思いがあると
見透かせる力が必要です。

現状は、相手の心のうちを知らないから戦略をたてられず、
相手の罠にはまるのです。

ドラクエ(わかりますかね?)のボスキャラを攻略するときは
敵を知って倒すための戦略を立てますよね。

それと同じで相手を知って、対策を練ることが大事です。

■4.相手を知ると、見えてくることもある

相手を知るために、近づいていくと知らなかった面が見えてきます。
相手の仮面の下に案外尊敬する部分が隠れているかもしれません。
距離が近づくことで、コミュニケーションがとりやすくなり
あんなに腹が立っていたことも気にならなくなる可能性もあります。

どちらにしろ、
あなたが相手に勝つにはコミュニケーションスキルを上げにあげて
相手の人格を攻略することが大切です。
相手は、コミュニケーション力がないのですから、
すぐではなくても、いつかどこかで回り回って損する状況に落ち着くでしょう。
私たちは、苦労した分、どこまでも羽ばたくことができるのです。
当事者になると、怒りを抑えるのに必死だと思いますが
賢く頑張っていきましょう。

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